記者会見8月15日
2023.08.16
8月17日夜から20日までの4日間、G20デジタル経済大臣会合に出席するため、インドに出張します。
G20デジタル経済大臣会合では、DFFTについて、本会合の成果文書にも記載されるよう、提唱国としてしっかりと各国と議論、確認してまいります。
また、今年のG7広島サミット及びG7群馬高崎デジタル・技術大臣会合で合意されたDFFTの具体化に向けた国際枠組みについて、G7以外の国をしっかり巻き込ンでいきたいと思います。
DFFTに関する国際的な議論を主導することで、デジタル分野における日本の影響力を強化していきたいと思います。
閣僚会合前後には、各国の閣僚との二国間会談を予定しているほか、会合の開催地であるベンガルールにおいて、デジタル化を牽引する企業を訪問し、インドのデジタル化について意見交換する予定です。
日本が主導してG7各国とともに進めてきたDFFTを広く国際社会に広げる機会として、今回の出張を有意義なものにしてまいります。
次に、先週、8月8日にマイナンバーの情報総点検の中間報告が行われ、個別データの点検作業が本格的に回り始めたことを一つの区切りとして、本日、私自身の対応について発表します。
デジタル庁自身が提供する公金受取口座登録サービスにおいて、誤登録事案が少なからず発生したことは大変、遺憾です。
加えて、誤登録事案が明らかになった際、庁内の情報共有体制が不十分であり、事案が報告されるまで相当の期間を要し、初動が遅れたことについて、マイナンバー制度を担当するデジタル大臣として、けじめをつけるべきと認識しています。
このため、私自身の対応として、閣僚の給与3ヶ月分を自主的に返納することといたしました。
8月8日に発表した政策パッケージの遂行に向けて、引き続き、職務に専念して参ります。