霞が関の働き方改革は進んだか
2022.05.13
2020年度に自己都合退職した20代の国家公務員の数がまとまりました。
そもそも2022年5月になって、2020年度(2020年4月から2021年3月まで)の数がまとまりましたって、どういうことなんでしょうか。
まさか、内閣人事局は紙で管理しているのでしょうか。
ま、それはともかく2020年度の退職時満年齢20代の自己都合退職数は
47人 総合職行(一)
54人 総合職全ての俸給表
998人 総合職+一般職・専門職 全ての俸給表
となりました。
総合職行(一)の数字の推移をみてみると
2020 47
2019 86
2018 64
2017 38
2016 41
2015 34
2014 31
2013 21
となっており、数字が大きく改善しています。
同時に2022年4月24日に行われた国家公務員採用総合職試験の申込者の数字をみてみると
院卒者試験 1,656人 前年比145人増
大卒者試験 13,674人 前年比875人増
となりました。
総合職試験全体での申込者の数の推移は、
2022 15330人
2021 14310
2020 16730
2019 17295
2018 19609
2017 20591
2016 21883
と、ずっと続いた低下傾向に久しぶりに歯止めがかかりました。
また、2022年度に初めて設けられたデジタル区分の申込者は合計で207人でした。
女性の申込者数は院卒者495人、大卒者5821人、合計して6316人、41.2%と二年連続して4割を超え、過去最高です。