8月31日記者会見(ワクチン関連)
2021.09.05
ワクチンの総接種回数は、1億2700万回を超えました。
お盆の期間中は少し接種スピードが落ちましたが、お盆後はまた接種スピードが元に戻ってきています。
都道府県には、既に、第15クール(9月27日から10月10日)までの基本枠と第14クール(9月13日から9月26日)の調整枠をお知らせしております。
第15クールまでの基本枠の配分をまだ、市区町村に周知していない都道府県があるようです。
都道府県の方から一刻も早く市区町村に配分をお示ししていただかないと、市区町村が予約を受け付けることができません。
現時点で予約が取れない状況になっている市区町村がまだあります。
都道府県には、調整枠を含め配分を市区町村にしっかりと示していただきたいと思います。
ワクチンの3回目の接種につきまして、正確にお伝えしたいと思います。
アメリカでは8か月の接種間隔を置いて3回目の接種を9月から実施すると公表しているところです。
日本では、医療従事者への先行接種が2月17日から始まっており、3週間後に2回目の接種を受けています。
アメリカ同様8か月の接種間隔を機械的に当てはめれば、先行接種を受けた医療従事者への3回目の接種は11月以降になりますが、それまでには希望される国民への2回の接種が完了すると考えています。
今後の我が国における3回目の接種については、必要性や実施時期、1回目・2回目と同じ種類のワクチンで3回目を接種するのかといったことについて、ワクチンの効果がどの程度の期間、持続しているのかという情報を踏まえながら、今後、厚生労働省の審議会で議論され、判断されるということになります。
仮に3回目の接種を行う場合にどのように実施するのかということは、小林補佐官の下でシステムを含め、検討を並行して行っています。
アストラゼネカ社製ワクチンを1回目に接種した後の交差接種についても、厚生労働省の審議会においてその是非を含め、同様に検討していただくことになります。
3回目接種及び交差接種については厚生労働省の審議会の検討結果待ちです。
「まだ1回目を打てていないのに3回目の接種の議論をするのか」というような声が私のところにも届いておりますが、3回目の接種の前に、希望される国民への2回接種が行われると考えておりますので、そこはご心配なくお願いしたいと思います。
異物混入で接種を見合わせているモデルナ社製ワクチンの3ロットの代替品につきましては、8月30日までに必要と言われている会場にはお届けしました。
それ以外の会場についても必要と言われる時期までの供給が始まっております。
接種停止でご迷惑をかけた会場があると聞いておりますが、代替品の供給が速やかに始まっております。
異物の中身、その他につきましては、厚生労働省の方からプレスリリース等出ております。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20855.html
https://www.mhlw.go.jp/content/11126000/000826588.pdf