調査項目の重複の排除
2021.07.30
環境省と国土交通省が毎年実施している、地盤沈下に関する調査の中で、同じ内容の調査項目が多くあることがわかりました。
両省に対応を要請したところ、重複している項目については、環境省が国土交通省からデータ共有を受けることとなりました。
また、自治体からは、「環境省の地盤沈下に関する調査は、調査シートが48と非常に多く、作業負担が大きい」とのご意見を頂いています。
これを受け、環境省において、都道府県の負担軽減のために、全ての調査シートを対象に点検を実施しました。
その結果、48の調査シートのうち、必要性の低下した17シートを廃止するとともに、関連条例、要綱の内容など、毎年の変化が少ない6シートについては、変更があった場合のみ記入すればよいこととしました。
これにより、都道府県が毎年提出する調査シートが、24へと半分になりました。
環境省の調査には、今回見直しを行った地盤沈下の調査のほかにも、調査項目が多く都道府県の負担となっているものがあることが分かってきました。
このため環境省において、他の業務調査についても「自主点検」を実施し、調査項目の削減等の見直しをいたします。
国から都道府県には多くの調査が行われ、記入負担への配慮が必要です。
今回のような事例が他にもないか確認を行い、確認された場合には、その解消を実現します。