幼児の予防接種
2021.06.02
子育て中の方々から、「手続に係る書類の記載が多くて何とかできないか」「予防接種のための紙の文書が多過ぎる、オンライン入力にできないか」といった多くの意見が寄せられています。
このため、平井大臣とも相談の上、厚生労働省とIT室を連携させて、民間の母子健康手帳アプリを活用したオンラインでの予診票を作成、提出することができる取組みの後押しを進めています。
その際、保護者や医師が予診票に行う署名と確認を、オンラインでどのように代替するかが問題になっていました。
関係省庁で調整し、電子署名のように厳格な仕組みを用いなくても、スマートフォンからオンライン上で同意ボタン押す等、簡易な手法でも認められることを確認しました。
今後、こうした考え方の整理を公表し、民間アプリの開発を促していきます。
また、現在、予診票は、接種記録や請求支払いのために、自治体毎に発行管理されていますが、デジタル化は、自治体毎にバラバラに進めるのではなく、業務や情報システムの標準化を行うことが重要です。
そのため予防接種台帳システムを含む健康システムについて、デジタル庁で優先順位を上げて標準化に対応します。
子育て世代の負担軽減に向け、引き続き、取り組みます。