立皇嗣の礼立皇嗣宣明の儀
2020.11.09
「来る十一月八日宮中において行われる立皇嗣の礼立皇嗣宣明の儀に御参列になりますよう御案内申し上げます
令和二年十月吉日
宮内庁長官 西村泰彦
国務大臣 河野太郎殿」
「立皇嗣宣明の儀
参入について
午前10時から同10時40分までの間に皇居正門から参入してください。
皇居正門へは、二重橋前交差点からお入りください。
受付で同封の参入券を係員にお渡しください。
儀式について
休所から式場(松の間)へは、午前10時40分頃御案内いたします。
式次第
諸員が式場に参進する
次に親王、親王妃、内親王及び女王が式場に参進する
次に皇嗣皇嗣妃が式場に参進する
次に天皇皇后が式場にお出ましになる
次に天皇のお言葉がある
次に皇嗣皇嗣妃が御前に参進され、皇嗣がお言葉を述べられる
次に内閣総理大臣が寿詞を述べる
次に天皇皇后が御退出になる
次に皇嗣皇嗣妃が退出される
次に親王、親王妃、内親王及び女王が退出される
次に諸員が退出する
服装について
男子 モーニングコート、紋付羽織袴又はこれらに相当するもの
女子 ロングドレス、デイドレス(絹又は絹風のワンピース、アンサンブル等)、白襟紋付又はこれらに相当するもの」
宮内庁式部職からの儀式の説明書きをよく読むと..
諸員、親王、親王妃、内親王及び女王、皇嗣皇嗣妃、みんな「参進する」。
天皇皇后は「お出ましになる」。
でも退出になると、諸員は「退出する」、親王、親王妃、内親王及び女王、皇嗣皇嗣妃は「退出される」。
天皇皇后は「御退出になる」。
いつもは式場に案内される前は、休所でガヤガヤと懇談するところですが、今回は、ソーシャルディスタンスされた椅子が並べられ、椅子に座って静かに待つことになりました。
式場でも、寿詞(よごと)を述べる総理以外、諸員はみんなマスク着用でした。
皇嗣殿下の沓が、一見するとカウボーイブーツのように見えました。