不発弾処理
2020.07.03
2019年度に自衛隊が行った不発弾処理は、陸上で発見されたものの処理件数1,441件、処理重量約33トン、海上における爆発性危険物の処理個数が509個、処理重量は約3.5トンでした。
不発弾処理に関しては、処理件数、処理重量ともに沖縄県が占める割合が大きく、2019年度では処理件数が529件、処理重量は約18トン、それぞれ全体の37%と55%を占めています。
海上における爆発性危険物(魚雷・爆雷・爆弾・砲弾など)の処理は年による変動が大きく、阪神淡路大震災の港湾復旧作業が行われていた1995年度、1996年度には1,074トンもの処理が行われ、2006年度には舞鶴西港の工事で94,448個もの爆発性危険物が発見され、2016年度には横須賀港の工事で、やはり20,000個を超える爆発性危険物が発見され、処理されています。
この他、海上では機雷の処理が行われますが、2019年度はありませんでした。
2017年度には、12個の機雷処理が行われています。