今読んでます
2020.05.04
「司令官たち」「ブッシュの戦争」「オバマの戦争」
いずれもボブ・ウッドワード著。
湾岸戦争、アフガニスタン戦争、イラク戦争に関するアメリカ政府の内幕を、大統領をはじめ国防長官、統幕議長をはじめ関係者へのインタビューをもとに描いたドキュメンタリー。
「司令官たち」は、コリン・パウエルの自伝と重なるところが多く、パウエルが重要なソースだったんだろうと想像できます。
アフガニスタン戦争もイラク戦争もワシントンで何が起きているかは克明に書かれていますが、現地で何が起きているのかについては書かれていません。
そこがベトナム戦争についてジャーナリストが書いた一連の著作とは違います。
そうとう丁寧な、そして深い取材をベースにして書かれたものだとは思いますが、今、並行して読んでいる歴代国防長官の自伝やコリン・パウエルの自伝などと比べると、やはり厚みはまったく違います。
Donald Rumsfeld “Known and Unknown”
Robert Gates “Duty”
Ashton Carter “Inside the Five-Sided Box”
Jim Mattis “Call Sign Chaos”
Colin Powell “My American Journey”
付け加えて
Gus Pagonis “Moving Mountains”
ガス・パゴニスは、湾岸戦争の時に米軍の兵站の責任者を務めた将軍です。
外出を控えなくてはならない今、すきま時間にせっせと読んでいます。