日豪2+2と東チモール、NZ出張

2018.10.16

岩屋毅防衛大臣とシドニーでの日豪2+2に臨みました。

その後、日本の外務大臣として初めて東チモールを訪問しました。

かつて2000年に、河野洋平外相が独立前の東チモールを訪れています。

また、私は2001年に、塩崎代議士と一緒に制憲議会選挙の選挙監視に東チモールを訪れています。

10月9日
20:50 宿舎発

22:20 羽田発 9時間25分

10月10日
09:45 シドニー着

11:30 日豪2+2@連邦議会シドニー事務所
首都キャンベラではなく、シドニーにある連邦議会事務所での会合となりました。

豪側はペイン外相(Payne)とパイン国防相(Pyne)と名前が似ています。

ペイン外相は、これまで国防相を務めていました。

13:00 日豪2+2ワーキングランチ

14:45 日豪2+2 共同記者会見

16:30 クッタバル海軍基地で献花
太平洋戦争中に、日本の特殊潜航艇が三隻、シドニー湾に攻撃を仕掛け、フェリーが沈没し、21人が亡くなりました。

特殊潜航艇は3隻とも沈没し、6名の日本の海軍軍人がなくなりました。

オーストラリア側は戦時中でしたが、この6名を丁寧に葬ってくれています。

日豪の4大臣そろって、フェリーの沈没地点と特殊潜航艇が展示されている記念館の両方で献花しました。

17:10 日豪外相会談@クッタバル海軍基地内豪艦隊司令官会議室
オーストラリア海軍の司令官の会議室をお借りして日豪外相会談を行いました。

18:00 日豪外相非公式夕食会@ARIA
シドニー湾のハーバーブリッジの正面のレストランで夕食。

10月11日 
08:40 ABCインタビュー
オーストラリアのテレビ局です。

14:15 シドニー発
予定していた飛行機が機体トラブルにあい、慌てて日程を変更し、数時間遅れでバリに入りました。

17:45 デンパサール着

18:30 夕食会@総領事公邸

10月12日
09:25 デンパサール発
ディリに入るためにはデンパサール経由かダーウィン経由、あるいは週に数便のシンガポール経由しかありません。

12:20 ディリ着

13:00 昼食会@大使公邸

14:00 ペレイラ上級国務大臣(外相代行)との会談@外務・協力省
8月に会談をしたバボ外相がニューヨークで倒れ、ペレイラ大臣が代行中です。

14:45 署名式・共同記者発表
東チモールの若手行政官を日本の大学院に学ばせる枠組みの署名式と共同記者発表です。

15:10 ル・オロ大統領表敬@大統領府
大統領も首相も、元独立運動のゲリラ戦の闘士です。

15:50 ルアク首相表敬@首相府

16:45 コモロ川ヒノデ橋開通式典
日本のODAで建設されたヒノデ(日の出)橋の開通式にルアク首相をはじめ多くの先方閣僚と出席しました。

17:50 ぶら下がり記者会見

19:00 ペレイラ上級国務大臣主催夕食会@ホテル・ノボ・ツーリズモ

10月13日
08:30 打ち合わせ

09:00 ディリ港視察

09:30 国立病院視察

10:00 アリカティリ フレテリン幹事長との会談
アルカティリ幹事長は、これまで2度東チモールの首相を務めたことがあります。

現在、フレテリンは野党になっていますが、政府から東チモールの飛び地であるオシクシ地域の開発公社の総裁に任命されています。

東チモールは、大統領がいて、首相がいますが、議員は閣僚になれません。

政権交代があっても野党側の人間を政府の要職につけることがあるようです。

外相代行を務めるペレイラ上級相も前政権の時にも閣僚を務めていました。

11:30 在留邦人との懇談会@大使公邸
ディリには2001年から在住している日本人や様々な分野で東チモールを支援している人がいます。

重い病気の時はシンガポールに脱出する必要があるなど、環境は決して楽ではありませんが、みなさん頑張っています。

13:20 ディリ発 1時間50分

14:10 デンパサール着

17:00 デンパサール発

10月14日
     オークランド着

     オークランド発

09:05 ウエリントン着
日程上、ニュージーランド到着が日曜日になり、政府要人との会談はありません。

ウェリントンの飛行場は滑走路が短く、国際線はオークランドがハブになっています。

12:30 昼食@Dockside

13:45 国立博物館(テ・パパ・トンガレワ)視察

多くのニュージーランドとオーストラリアの兵士が戦死した第一次大戦のガリポリの特別展示を視察しました。

15:30 ビクトリア山展望台視察

16:30 同行記者団との懇談

18:30 ブリーフを兼ねた夕食会@大使公邸

10月15日
08:45 打ち合わせ

09:30 アーデーン首相表敬@ビーハイブ首相執務室
ニュージーランドは首相のフェロープログラムで、日本の議員を招待してくれています。私も2004年に、招待いただいて以来の訪問です。

ちなみに今年は小泉進次郎代議士、その前は牧島かれん代議士が招待されています。

ニュージーランドは国会に、ビーハイブと呼ばれる閣僚執務棟が併設されていて、首相以下の閣僚はそこで執務します。

役所は別にあって、官僚は必要な時にビーハイブまでやってきます。

10:30 ピーターズ副首相兼外相との会談@ビーハイブ閣僚会議室

11:10 共同記者会見@ビーハイブ閣僚会議室

11:40 マーク国防大臣との会談@ビーハイブ閣僚執務室

12:20 在留邦人との懇談会@ボルトンホテル
ニュージーランドに進出している企業や学校関係者に集まっていただきました。ニュージーランドに永住を決めている日本人が随分いらっしゃいました。

15:00 議会議事堂・議会図書館視察
議会の地下に免震装置がつけられていて、視察コースにも組み込まれています。

もともとはニュージーランドも二院制でしたが、上院が廃止され、一院制になっています。

数年前に国旗を変更するかどうかで国民投票が行われましたが、連立政権の一員であるNZファースト党はそれに反対しました。そのためか、議員席のなかでNZファースト党の議員の席の上に小さな国旗が飾られています。

16:00 パーカー貿易・輸出振興大臣との会談@ビーハイブ閣僚会議室

19:15 ピーターズ副首相兼外相主催夕食会@議事堂内議長会食室
議会棟に議長公邸が併設されていて、不在の議長に代わってピーターズ外相が夕食会を主催してくれました。

もちろんニュージーランドラムが主菜でした。

10月16日
07:15 ウエリントン発

08:20 オークランド着

09:55 オークランド発

16:50 成田着



自由民主党 自民党入党申し込み ごまめの歯ぎしり メールマガジン(応援版) ニコニコ動画ごまめの歯ぎしり メールマガジン(応援版) 河野太郎の著書

アーカイブ

河野太郎facebook 河野太郎インスタグラム
SSL GMOグローバルサインのサイトシール

河野太郎にメールする