コーカサス・ドイツ出張
2018.09.07
日本の閣僚として初めてのアルメニア、ジョージア訪問と日本の外相の19年ぶりとなったアゼルバイジャン訪問、そしてドイツ与党CDU/CSUの院内会派の会合での講演のためのベルリン訪問となりました。
9月2日
08:45 宿舎発
10:45 成田発 10時間15分
16:05 モスクワ着
17:10 モスクワ発 2時間45分
21:05 エレバン着
9月3日
09:20 打ち合わせ
10:10 アルメニア人追悼施設で献花
10:30 ムナツァカニャン外相との会談@外務省
11:45 共同記者発表
12:05 昼食@Sherep
13:20 ガルニ神殿視察
13:55 ゲハルト修道院視察
16:00 サルキシャン大統領表敬@大統領官邸
17:15 TUMOセンター視察
ディアスボラと呼ばれる国外に出たアルメニア人からの寄付で作られた子供たちのIT教育のためのセンターです。
プログラミングから画像処理、ゲームの作成など十四のコースをそれぞれ自分で学び、一定のレベルに達すると国内外の専門家によるワークショップに参加し、さらに技術を高めることができます。
今回、見学したワークショップでは、ハリウッドで使われている最先端の音声処理ソフトの実際的な使い方をハリウッドの専門家から直接、十二歳から十八歳の子供たちが学んでいました。
建物の上部にはIT企業が入居していて、その家賃でセンターが運営されています。
かなりレベルも高く、驚きました。
18:05 パシニャン首相表敬@首相府
18:55 ぶら下がり記者会見
19:30 ムナツァカニャン外相夫妻主催夕食会@Salon
9月4日
07:00 エレバン発 30分
07:45 トビリシ着
09:00 日ジョージア外相会談@外務省
09:50 署名式
9:55 共同記者会見
10:20 英雄広場記念碑献花行事@英雄広場
10:50 マルグヴェラシヴィリ大統領表敬@大統領府
11:45 日本人抑留者慰霊碑献花@日本人抑留者慰霊碑
シベリアで抑留された日本人のなかで、ジョージアに送られ、そこで亡くなられた方がいます。その方々のための慰霊碑です。
12:30 ザルカリアニ外務大臣主催ワーキングランチ@Vinotel
14:20 チュゴシヴィリ国会第一副議長表敬@国会
15:30 ジヴァリ修道院視察
16:00 スヴェティツホヴェリ大聖堂視察
17:45 バフタゼ首相表敬@首相府
ジョージアは水力発電は豊富ですが、石油資源はアゼルバイジャンに依存しています。
そこでバフタゼ首相は、ガソリン自動車から電気自動車への早期転換を目指すためのダイナミックな政策を思考中です。
また、ジョージアの農業を思い切って全面的に有機に転換することも進めようとしています。
18:35 ぶら下がり記者会見
19:30 バフタゼ首相主催夕食会@フニクラ
トビリシを一望できる山上です。
ジョージア独特の男性五重唱が披露されました。
9月5日
09:00 トビリシ発 1時間
10:00 バクー着
10:30 アリエフ大統領表敬@大統領宮殿
11:40 メメディヤロフ外相との会談@外務省
12:40 共同記者発表
13:00 メメディヤロフ外相主催昼食会@シルヴァンシャー
14:10 殉教者の小径への参拝・献花@殉教者の小径
風の街と言われるバクーですが、カスピ海に面したこの場所は、この日も強風が吹いていました。
14:50 マムマドフ首相表敬@首相府
15:45 シルヴァンシャー宮殿・旧市街視察
17:20 ぶら下がり記者会見
18:15 夕食会@大使公邸
20:25 同行記者との懇談
9月6日
5:15 バクー発 5時間15分
08:20 フランクフルト着
09:45 フランクフルト発 1時間10分
10:55 ベルリン着
11:50 ブリーフィングを兼ねた昼食
13:00 メルケル首相表敬@首相府
14:10 ぶら下がり記者会見
14:30 CDU/CSU院内会派会合@連邦議会議事堂2階儀典の間
ドイツ与党のCDU/CSUの院内会派に所属する国会議員が、来たるべく会期に向けて打ち合わせをしている場に招待され、クローズの場で国際情勢に関して二十分の講演、一時間の質疑応答を行いました。
メルケル首相、フォン・デア・ライエン国防大臣からも質問が飛び、内容の濃いセッションになりました。(マース外相は連立相手のSPDの所属ですので、この会議には出席していません)
16:20 市内視察
18:00 日独外相会談@外務省
トルコを訪問中だったマース外相が、専用機で戻ってきてくれました。
20:30 ベルリン発 1時間45分
22:05 パリ着
23:25 パリ発 11時間55分
9月7日
18:20 羽田着