ローカル線に乗った研究者の皆様へ
2017.05.15
ローカルルールの廃止と統一ルールへの統合について。
ローカルルールを廃止できない大学の評価をどうするかについては文科省で検討中です。
ローカルルールの廃止について懸念が表明されていた大学について、その対応状況は以下の通りです。
東京工業大学
四月十一日付で、文科省からの案およびそれ以外の改善策に関して、全教職員に四月二十八日締め切りで意見照会。
立替払いについては五月一日からルール変更。
出張の手続き他については所定の手続きを経て六月一日から実施を予定。
静岡大学
五月十一日の役員会で見直し案を決定。変更内容の詳細を含め、学内への周知を始める。
大阪大学
五月十七日の部局長会議にて審議のうえ、即日通知予定。
以上の大学を含め、国立大学はすべてローカルルールを廃止する旨、文科省に回答済。
尚、公立大学等で懸念が示されている大学については、下記の通り。
長野大学
立替払いについては改善の検討を進めているところ。
ローカルルール全般について、対応する方向で検討中。
各公立大学については、国立大学に対する連絡を参考に、研究者の負担軽減や研究支援業務の事務効率化に努めるよう五月十日付けで依頼済。
対応状況について、六月末を目途に文科省から確認の予定。
多くの研究者の皆様から問題提起のあった内定取り消し等の実態調査については、まず、国立大学において教育・研究者の採用時に文書により内定通知を交付しているかどうかについて、文科省において調査を準備中。