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決算行政監視委員会の課題
2014.10.28
議院の決算行政監視委員会は新しい委員長に維新の党の石関貴史代議士が就任することになり、私は与党側の筆頭理事を務めることになりました。
平成24年度の決算と平成25年度の予備費の審査がまだ終了しておらず、11月20日には平成25年度の決算も提出される予定です。
決算の審査が常に遅れるのは、財務大臣が予算委員会と財務金融委員会にとられてしまい、なかなか決算行政監視委員会が開催できないことにあります。
そのため前任の松波健太委員長の下で、決算委員会の審議のやり方を変えようという提案がなされてきました。
その実現に向けて、与野党でしっかりと力を合わせて議論していきたいと思います。
その一方で、昭和19年度、20年度の外地特別会計の決算未了問題を少しずつ動かしてきています。
担当する外務省の調査では、
朝鮮総督府特別会計
朝鮮食糧管理特別会計
朝鮮鉄道用品資金特別会計
朝鮮簡易保険・郵便年金特別会計
に関しては、2年度分の資料がなく、
樺太庁特別会計
関東局特別会計
南洋庁特別会計
に関しては、昭和19年度分は部分的に資料が残っているも昭和20年度分の資料はなく、
台湾総督府特別会計
台湾食糧管理特別会計
台湾事業用品資金特別会計
に関しては、両年度の資料が部分的に残っているという状況です。
戦後70年が近づいてきています。そろそろこうした戦後処理にしっかりとピリオドを打っていきます。