オリンピック招致の裏側へ

2013.08.13

日本陸連の会長を退任したオヤジが国際陸連からモスクワの世界陸上に招待されたため、免疫抑制剤と鞄を持って同行することになりました。(予備の肝臓を持っていくわけではありません!)
国際陸連のディアック会長やハンガリーのシュミット前大統領等、オリンピック招致に関与するIOCメンバーとの「意見交換」が主な目的です。
ディアック国際陸連会長は、セネガル出身。1978年、ダカール市長時代に来日し、オヤジとはそれ以来のふるい付き合いです。
近々の退任を表明していて、今回が最後のIOC総会出席になるようです。
後任にセバスチャン・コー、セルゲイ・ブブカの二人が名乗りを上げるだろう、そしてロンドンオリンピックを成功させたコーが選ばれるだろうと予測されています。
そのためか、ブブカはIOC会長選挙にも名乗りを上げています。
IOC会長選挙には、アジアから、シンガポール、台湾の二人も名乗りを上げていて、この票集めとオリンピック招致のバーター取引が盛んにおこなわれているといわれています。
これがアジア票の分散につながり、日本には有利に働かないようです。
IOC会長選挙はオリンピック開催地の決定の後、総会の最終日に行われるため、開催地の決定と密接な関係になりがちです。
国際陸連関係の票は、2016年の世界ジュニア、2019年の世界選手権の開催とも関わりそうです。2019年にはカタールのドーハが名乗りを上げるようです。
カタールにはスタジアムはありますが、暑いのと観客がどれぐらい入るのかが心配されています。
陸上競技関係者の票は、こうしたこととも関係が出そうです。
モスクワで関係者と話をすると、オリンピック招致の票は、スポーツだけでなく、理事の出身国政府と日本政府の様々なバーターが絡み、大変です。
ハンガリーのシュミット前大統領もIOC委員です。夫人は体操選手で、東京オリンピックでチャスラフスカに次いで銀メダルをとった大の親日派です。
シュミット前大統領は、これまで日本からの働きかけに対し、妻ならば日本に票を入れるだろうと発言していますが、本人はスペイン大使だったこともあり...。



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