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誤解のもと
2011.07.21
自民党の今後のエネルギー政策は、山本一太委員長率いる特命委員会が決める。これは決定事項だ。
それなのに、国家戦略本部の提言と称して、特命委員会と全く関係のないものが発表された。きわめて誤解を招きやすいことだ。国家戦略本部の提言とはいえ、権限のない事柄まで含むものを総裁が発表するのはおかしい。
やはり原発を推進したいという人間が自民党の中にいるのかという誤解を受けるもとになる。
昼間、民主党から、再生可能エネルギー法案に関して、自民党の一部と民主党の一部が修正協議をしているが、内容が全くおかしいと申し入れが入る。
自民党役職停止中の私に言われても困るが、再生可能エネルギー法案の修正も山本特命委員会の権限だ。しかも、結論は出ていない。だから現在行われている修正協議は、無権限者が行っていることになる。
自民党は、まず、なによりも過去の野放図な原発推進に対する反省をきちんとしなければならない。あれは東電のパシリが一人でやったことだと責任を他人に押しつけて済む話ではない。
明日も特命委員会、朝8時半から始まる。