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相手が替わった
2011.01.19
民主党政権の公務員制度改革担当大臣が蓮舫大臣から中野大臣に替わった。枝野官房長官がさかんに法律、法律とおっしゃっていることとあわせると、再就職等監視委員会の委員長と委員が、通常国会中に任命されるだろう。これこそ、現政権の法律違反の最たるものだ。
前任の蓮舫大臣は、現行法は天下りの斡旋機能を持っているから云々と国会で答弁されたが、その機能は彼女の国会答弁の遙か以前に失効している。それを理由にこの人事が行われなかったということは、民主党政権下での裏下りに、見て見ぬふりをするということに他ならない。
さらに天下り隠しとも言うべき現役出向について新大臣がどういう態度をとるだろうか。
資源エネルギー庁長官が退任後、わずか四ヶ月で東京電力に天下りする政権である。きちんと目を光らせていきたい。
そしてもちろん新大臣は、公務員制度改革基本法の改正を与党単独で強行することはないとどこかで宣言されるはずだ。