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みんな悪かったんですね
2010.10.27
外務委員会。
前原大臣の国交相時代の旧悪を質問する。まるで国交委員会ではないかと大臣怒ってみせるが、ちゃんと質問通告をしている。国交委員会では馬淵大臣が出てきてしまうから、やはり、外務委員会でなければ前原大臣には質問できない。
なぜ、前原前国交相は官僚の現役出向の対象先を拡大したのか?
役人の手のひらの上で転がされ、知らずに対象法人を増やしたのかと質問する。
前原大臣は、自分が認めた法人だけを追加したと答弁した。
「では、大臣はどんな法人を認めなかったのですか。」
「いちいち役所の中の議論をここでつまびらかにしなければいけないのですか」と大臣、色をなす。
「では、いくつの法人を認めなかったのですか。」
「その答弁は差し控えたいと思います。」
「では、一つ以上の法人を認めなかったのですね。」
「その答弁も差し控えたいと思います。」
なんだ、結局、役人があげてきた法人を全部認めたんじゃないか。
長妻厚労大臣は現役出向の対象先の拡大を身体を張って止めたのに前原国土交通大臣は大臣のなかでも最も多い15法人を増やしたじゃないかと言うと、これは閣議決定したんです、長妻さんも閣議で署名してるんです、長妻さん一人が良くて他の大臣はみんな悪いということはありません。
はいはい、閣僚みんな平等に悪かったんですね。