いよいよ泥沼の河川局疑惑

2010.10.23

国土交通省河川局、あの手この手を繰り出してくるが、だんだん雪隠詰めになっていく。

まず、6月19日の大臣会見。その前の記者会見で八斗島の基本高水は観測値という大臣の発言があったので、さっそくこのブログでも大臣に対し、違いますよというメッセージを送った。

さて...

(問)前回の会見で、大臣がおっしゃった基本高水の関連で確認したいことがあります。
会見で大臣は「利根川に関しては八斗島の2万2,000トンというのは、観測史上最大流量です。」という表現をされました。
...勘違いしそうなので確認したいのですが、既往最大、実際に流れたのは、推定値として1万7,000トンであって、観測史上最大流量というのは、皆様の言葉で言うところの雨量から計算した値であると、こういう理解でよろしいでしょうか。

(答)前回申し上げました...観測史上最大流量と称するものにつきましても、流出の計算モデルによる計算結果なのです。
...御指摘のように観測史上最大流量というのは、あたかも計ったように聞こえますが、これはあくまで降雨記録を、その当時の降雨データを用いて、想定して計算したものです。
(ここまで)

河川局はあれは観測値だから、計算値が変わっても基本高水は変わらないと言い続けてきたが、大臣が、あれは計算値ですよときっちり修正。これで計算値が変化すれば、基本高水も変わる。

そして今日の大臣会見。

(大臣の冒頭発言)
利根川の治水計画。八ツ場ダムに関して19日に会見で言ったが、その後、調査を指示した。

...そもそも昭和55年の基本高水ピーク流量の計算について、計算のもと、基礎となった飽和雨量の乗数、あるいは降雨量については地方整備局に保存している資料等から確認できているが、具体的にどのようにして流出が行われたかという資料が現時点では確認できないことが明らかになった。

...つまり17年度の社整審の小委員会で検討した、2万1200は確立流量として計算は報告書に詳細が出ているが、2万2000トンについてはわずか3行で示されているだけ。

その根拠はということで、昭和55年の当時の資料を調べるようにということで、資料の存置期間が過ぎているので大変なのだが、報告書としては当然ながらその流出計算をどのようにやったか明らかにすべきと言うことで調べたところ現時点で置いて確認できないので再度徹底的に調べる。
(ここまで)

わぁーお。つまり、基本高水は計算値だが、どうやってそれが計算されたか確認ができない。そんないい加減な数字を河川局は金科玉条のごとくあつかってきたのだ。

いよいよこれがでっち上げだという疑惑を国土交通省は晴らすか、認めるかしなければならなくなった。



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