新首相の小沢色の見分け方
2010.06.03
会期途中に内閣が総辞職した後、新首相は当然に所信表明、代表質問、予算委員会ということになる。
こういうケースは、平成に入ってからだと、宇野内閣が衆議院予算委員会で7時間テレビ入り、森内閣が7時間25分テレビ入り、小泉内閣が14時間テレビ入り、福田内閣が14時間テレビ入りプラス7時間。
少なくとも7時間の予算委員会質疑が衆議院では行われるはずだ。
ところが、手元にある民主党資料では
『6月4日両院議員総会-内閣総辞職-衆・本会議-参・本会議-組閣
6月7日
衆・本会議-参・本会議(所信演説)
6月9日
衆・本会議(代表質問)
6月10日
衆・本会議(代表質問)-参・本会議(代表質問)
6月11日
参・本会議(代表質問)、参・倫選特(選挙経費基準法採決)、参・厚労委(医療機構法採決)
6月14日
参・本会議(選挙・医療議了)
6月15日
衆・参各委員会(会期末処理)
6月16日
衆・参本会議(会期末処理)
4-8日予定の天皇皇后両陛下のご静養(葉山御用邸)は取りやめ予定。4日に神奈川県内の視察のみ行われ、夕刻には皇居にお戻りになるとのこと。
*参院選は予定通り7月11日
以上』
郵政法案もインターネットの選挙解禁もボツ。予算委員会はやらないということらしい。
国会審議をなんと考えているのか。新首相はどれだけ事実として、小沢一郎の影響を薄められるのだろうか。