国際局長のお仕事

2009.11.13

平塚沖の波浪観測塔が東京大学の海洋アライアンスに移管されることになった。
海洋国家日本のほぼ唯一といってもよい沖合の研究用プラットフォームとして様々に活用していただけることになり、地元としても喜ばしい限りだ。
海中ロボットの開発をはじめ、いろいろな海洋研究に使われることになる。
これまでは6mの波までしか観測できなかったが、レーザー観測装置が配備され、ついこの間の台風では11mの波を記録している。

外交部会でアフガニスタンパッケージが説明される。
これまで8年間で20億円の支援予算を使い切れていないのに、5年間で50億円の支援予算は非現実的だ。よーく資料を見たら、5年間で「最大」50億円と書いてある。オバマ大統領来日に会わせた数字会わせか。
警察官の訓練もこれまで十人を来日させて訓練していたが、これからはそうもいかないので、例えば日本の警察庁が訓練してきたインドネシアでアフガニスタンの警察官を訓練することも考えられる、とのこと。ただし、何か決まっているわけではないようだ。

アメリカのアフガニスタン増派について外務省はどういう前提なのかと尋ねても、わからない、というだけ。アメリカの増派の前提は何か、それが変わったら日本のパッケージはどうなるのか、確認を求める。

パレスチナ大使公邸で、自民党国際局長を囲んでの夕食会。
パレスチナ、エジプト、UAE、レバノン、カタール、オマーン、シリア、クウェート、イラクの大使や代理大使と昨年から中断していたJALN(Japan-Arab Leadership Network)の開催について意見交換。ゴールデンウィークに開催する方向で調整に入る。本来、イエメンで開催する予定なのだが治安状況を考えて場所の変更も考慮する。

ダボス会議での谷垣総裁の出番作りも国際局長の仕事だ。こちらはもう少し調整に時間がかかりそうだが、総裁には出張日程をお願いしてある。

民主党の藤田国際局長から、アジア政党国際会議の事務総長に会ってくれとのお声掛けをいただく。ICAPPにはこれまで公明党が日本を代表して参加していたが、政権交代に伴い、事務局から民主党に常任委員会のメンバーとしての参加要請が来た。韓国は、政権与党だけでなく第一野党がオブザーバーで参加しているということを聞いた藤田さんが、日本もそうしたらどうかということで、自民党国際局もオブザーバー参加を検討する。次の常任委員会はカトマンズだそうだ。

民主党の犬塚参議院議員ともこれからいろいろなプロジェクトを進めることになっている。

来週の月曜日、火曜日は柴山昌彦、永岡圭子両国際局次長と北京を訪問する。共産党との政党間協議の継続や共青団、中央党校との意見交換、大学生との対話など日程はぎっしりだ。

アメリカの共和党や民主党との対話関係を深めていくことにも着手した。12月に訪米する。できればどこかで講演して、これからのいろんな関係者と日本の政治についての意見交換もしていきたい。

ロシアからは与党の年次党大会に自民党の代表者を派遣してほしいとの要請が来る。サンクトペテルブルグは寒そうだが、生きのいい若手を送りますと人選を決め、ロシア大使館に紹介する。

各国から国際局に、自民党の若手の派遣要請が相次いでくる。なかには旅費、滞在費まで先方持ちというものもある。良いチャンスなのだが、国会日程を気にして考え込んでしまう若い議員もいる。
野党なんだから、どんどん海外に出ようぜ。



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