やっぱり見逃されていた空洞

2009.08.04

国土交通省と(天)道路保全技術センターがグルになってひた隠そうとする空洞化調査の空洞見逃し調査の第二回が、8月4日の夜、10時から5日の明け方3時まで行われる。

新八つ山橋付近と品川駅前の2か所の調査で、両方とも空洞が見つかる。

新八つ山橋付近では、二車線にまたがる広い範囲で、かなり深い空洞が見つかる。空洞に重さをかける試験では、至急に補修が必要という数値が出たほどの深刻な見逃しだった。

品川駅前でも下水道の本管と取り付け管の接合部分に空洞が見つかる。

この2か所ともセンターの調査は見逃しをしていた。そして、こうした空洞の見逃しは、東京国道事務所管内の国道15号線だけで、あと四十箇所ある。
国民の安全を守るために、至急の再調査が必要なはずだ。

深夜のこの調査には、この問題を担当する副大臣はなぜか来なかった。衆議院が解散しても大臣、副大臣は現職だ。前職の僕がちょろちょろとしていたのは、厳密に言えば、おまえ何の資格でそこにいるんだと言われかねないが、現職の行政のトップがこの現場を見ずに、どうして判断できるのか。
国民の安全に直結する空洞の見逃しの確認の調査を、ずいぶんと軽く考えているのではないか。
結局、役人の言いなりなのか?

こういう結果が出たのにもかかわらず、副大臣はセンターの調査区間の再調査をしらばっくれるのか。



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