一番の無駄

2008.06.23

無駄使い撲滅プロジェクトチームのその他チーム(河野太郎主査)は、内閣官房の無駄撲滅も担当しているが、結論は、一番の無駄は官房長官だ。
福田総理はこの無駄をさっさと始末する必要がある。

国際的に有名なある移植医から、今回のイスタンブール宣言の議論の中で、日本から移植を受けるために海外に渡航することも移植ツーリズムに含まれるのではないかという議論が行われたことを告げられる。

マイアミで日本人の移植に力を尽くして下さっている加藤医師は、アメリカが日本人への移植を断ることはないと力強くおっしゃる。
たしかにアメリカで脳死になった外国人からも臓器の提供は行われている。しかし、アメリカで脳死になった日本人からの臓器提供と日本人への臓器移植は、数的にはバランスしないのも事実だろう。

つい最近も、本来、アメリカに入国できないはずの日本の暴力団組長が、FBIに情報提供するという理由で入国を許可され、UCLAで移植を受けたというニュースがロサンゼルスタイムズにスクープされた。

アメリカでもいろいろな人が移植を待っているのに、なぜ、暴力団関係者に臓器移植をしなければならないのかという議論がアメリカで起きた。
まだ、日本人に対する移植の是非を問うような議論にはなっていないが、いつまでも現状が続くと思ってはいけないだろう。

臓器を売買するだけが移植ツーリズムではなく、国内で移植を行わず、海外で移植を受けることそのものが移植ツーリズムとされてしまう可能性はある。
また、その移植医は、日本国内で脳死移植に反対する人達が、海外で移植を受けるために渡航していることにも反対の意見を表明しないことに対して、海外では不信感が出ているよとも教えてくれた。

秋の臨時国会で、結論を出したい。



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