政調人事第2弾

2006.10.04

衆議院の本会議終了後、党本部の603号室にて政調人事第2ラウンド。
調査会、特別委員会。トップになる対象は原則として閣僚経験者。
昨日の部会人事はわずか2ページで2時間。今日は、調査会、特別委員会共に十数ページもある。終わるのか?
トイレに行っている時間もなさそうなので、本会議前から水ものも絶つ。(で、喉が渇いて、会議でお冷やと紅茶が出たので、くびくび飲む。)

とりあえず、配られた名簿をさっと見る。調査会と特別委員会あわせて長は一人一つだけ。ということは競争相手を他の調査会長にしてしまえばいい。必殺ほめごろし。
で、さっそく、その作戦を発動し、いやあ、これはXX先生でしょう。が、相手もしたたか。
いや、後ろの方のやつがほしいんだ。(結局、この失敗が最後まで効いた)
派閥の長と当選九回経産大臣経験者と重要閣僚終わったばかりなんて人達がバッティングしているところにどうやって突っ込むか。
道路調査会などは政調会長預かりに。
政調会長預かりになりそうなところでばくちを打って外すより、今日確実なものを取りに行くことにする。
希望者が他の調査会長になって空いたところにさっと札を入れると同時に、これとれないと僕おうちに帰れませんと頭を下げる。まあしかたないかと取らせてい ただく。(昨日もこれいただいたら僕はもう黙ってますとやったら小坂筆頭が、じゃ河野さんには黙っていてもらおうかと取らせていただいた)
大物が浮いてしまうと、みんなであてはまるポストを探す。
閣僚経験者の副会長は、自分の分もエントリーするが、なかなか自分のことを主張しにくいので、お互い主張しあっている。
玉突きで三つの会長を動かして一つ決まったりするの。
調査会、特別委員会のトップは二年までというルールなので、当選回数の多い先輩の専売特許みたいなやつは、これはねえと言いながら首をひねるが、主張する人は主張する。みんなで異動先を考えながら解決策をひねり出す。知恵は出るもんだ。
脳死・生命倫理及び臓器移植調査会は法案もあるので佐藤会長が特例で三年目。
延々と続いた会議は、夕食にサンドイッチ食べながらさらに議論が続き、やっと終わった。

あわてて法政大学の大学院へ。僕の受け持つ「政治権力論」の授業開始にぎりぎり間に合う。



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