2005年11月1日号
2005.11.01
全ては金曜日の午後三時前に始まった。
国土交通省と予算の話をしていると、三時に院内の総裁応接室で、緊急に役員連絡会が開かれるという連絡が来た。
すぐ終わりますということなので、院内に走る。アスベストかな、党紀委員会かなと思っていると、幹事長から、総理が月曜日に改造をやります、党役員人事は総裁にご一任下さい。
これで、こけたのが臓器移植法改正案の提出。国対委員長以下が替わるということで特別国会での提出が難しくなる。
土曜日に、某テレビ局から、サプライズ人事の候補になっているので、日曜日に密着取材させてくれとのこと。サプライズ人事の候補になれば、もうサプライズではないのでお断りする。
(ベルマーレ、山形に圧勝!)
日曜日。
地元の行事を小刻みにこなして、東京へ。韓国ハン・ファカップ民主党代表と昼食。その後、横浜のジュニアオリンピックへ。
月曜日。
朝、幹事長室。
某紙記者が、河野太郎入閣かと根拠のない張り番。すでに入閣時の横顔の原稿もできているとのこと。
せっかくだからそれ頂戴とおねがいをするが、笑って断られる。
一時に本会議。
二時から故後藤田正晴氏のお別れ会。猪口邦子代議士が血相を変えて飛び出し、額賀代議士が献花の順番を飛び越えて出ていく。
山本一太参議院議員、大村秀章代議士らと、あの二人は入閣だななどとのんきに話ながら議員会館に戻る。
そして無事、組閣終了。幹事長に留任のお祝いを申し上げる。
地元の後援会行事にはもう間に合わないので、高輪宿舎に帰る。
夜、副大臣にという話が。
第一希望は外務だが、塩崎恭久代議士が外務副大臣らしい。
どこでも結構ですと申し上げるが、選択肢があるので、それならば法務をと。
火曜日。
朝八時に基地問題の調査会。九時前に幹事長室へ。九時十分から細田新国対委員長のもとでの初の国対正副。九時半から役員連絡会。
シンガポール大使館のDCM(大使館のナンバーツー)来訪。
一時に本会議で閉会。
幹事長室は院内から党本部へ移動。
法務副大臣でほぼ内定。副幹事長の後任の人事やら、政務官人事などで走り回る。
幹事長室にいると、副大臣を経験している高市早苗代議士が認証式の手順をやってみせてくれた(ちょっと違っていた)。
夕方、長勢官房副長官から、法務副大臣に任命されることになりましたと正式な内示。
認証式は水曜日の三時から。
閣議までは伏せておくようにとのこと。
夜、法政大学大学院の授業。