2005年7月24日号
2005.07.24
君はおねがい猫を知っているか。
小さな猫が両手をあわせ、かわいい上目づかいでお願いしている最近のペシ坊のお気に入りの陶器の人形。
おねがい猫というのだから、何かお願いをしてみたらとペシ坊にけしかけるものの、ペシ坊は、生まれてすぐの占いで金と女には不自由しないといわれているぐらいだから...。
で、親のほうがうーん、なにがいいのかなあ、やっぱり頭が良くなりますようにかな、それともベルマーレのレギュラーかな、と考えていると、突然、ペシ坊がおねがい猫に向かって、パイナップルたべるフォークをとってください!
おい、それがお願いかよなどといいながら、パパはしっかりペシ坊にフォークをとってくるのでありました。
そして真夜中にパパが喉が渇いて水を飲みに台所にふらふらと来ると、そこにおねがい猫がちんまりと座っている。
そういえば、さっきのペシ坊のお願いだって結局はフォークが来たんだから、やっぱりおねがい猫へのお願いは実現してるなぁ、と考えた父親は、おねがい猫の頭をなでながら、郵政民営化法案が参議院を通りますようにとお願いするのでありました。
臓器移植法改正案。
金曜日の総務会で、無事に国会提出のご承認を頂き、これで国会提出の党内手続きは全て終了。
生命倫理議連を経て、野党にも提案者、賛成者のお願いをすることになる。
郵政民営化法案で、反対派議員が総務会での党議拘束の議決は無効だなどと騒いでいる時に、党議拘束をかけないことを総務会で確認する臓器移植法改正案を出すのかなどという声もありましたが..