2005年4月7日号

2005.04.07

今朝の毎日新聞の一面に、「臓器移植法改正案の詳細が6日、明らかになった」とでかでかと出ている。冗談も休み休み言ってくれ、いや書いてくれ。
この要綱、条文、新旧対照表の三点セットはもうずっと前から公表されている。この記事を書いた高木昭午、山本建の二人が初めて見たのが6日だったのかもしれないが、そりゃ今まで二人でサボってましたと公表しているだけだ。
さらに「自公両党は改正案を昨年11月に作っていたが、『脳死は人の死』とする規定を表に出すのは避けていた。」という文もあるが、正確には自民党は一昨年の年末には改正案を作っていた、公明党には今年に入って改正案を提示して共同提案できる案を作ろうと呼びかけて検討会ができた、という経緯はこれまでの記者ブリーフでもさんざん話しをしている。いい加減な記事を書くなよ!ちなみにこの記事にはもう一人、宇城昇の署名もある。
しかし、毎日新聞の記事署名入りというのは大変良いシステムだ。
一昨年のクリスマスだかに読売新聞が一面トップで臓器移植法改正案の自民党案とかいう記事を出した時は、誰が書いたかわからないようになっていたし。(ちやみに僕はあれがカタヤマだということは知っている)。
ちなみに今やっているヒアリングは、この改正案に対して各界から意見を伺うという作業だ。

仙台の補欠選挙に関するメモを書いて、幹事長室と党改革本部に回す。今晩からまた仙台入りだ。

新交通システムに代わりうる手段として、二両編成の連接バスに関して、警察庁と国土交通省から現状を教えてもらう。
特に問題になるのではないかと思っていた全長12mを超える車両についての許可も、国土交通省道路局道路交通管理課が、道路施設に対して問題がなければ許可を出すとはっきり言い切ってくれたので問題はないようだ。

大容量キャパシター(ECaSS)についての説明を受ける。太陽光、風力で起こした電気を貯めておくことができる。家庭用のシステムを近い将来五十万円程度で出したいとのこと。それぞれの家庭が太陽光パネルとキャパシタのシステムを装備すれば、かなりのエネルギーをカバーできる。その前に安い夜間電力でキャパシタを充電し、日中それを使用すればピークカットにもなる。40兆円もの負担を国民に押しつけて核燃料サイクルを進め、高レベル放射性廃棄物を増やす政策は転換すべきだ。

自民党内で基礎年金を消費税法式に転換しようという考えの議員が集まり始める。若手議員だけでなくベテラン議員まで幅広く結集していくための準備会だ。今後、継続的に議論していこうということになった。
社会保険庁や議員年金でなくいよいよ年金制度そのものの議論を始める。

四時から綿貫勉強会(郵政民営化反対派の会合)をやっているらしい。解散したら反対派は非公認にしなければ。
いや、その前にこの会合に出た副大臣、政務官を罷免するべきだ。



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