2005年4月13日号

2005.04.13

仙台。仙石線の陸前高砂駅。
寒い。最初に来た時にスノーブーツを持ってきたら、24度にもなった。それ以来、ちょっと仙台をなめていた。
ダマールのズボン下とユニクロのズボン下を重ねてはく。上は長袖のシャツを着込んでネクタイの上からバランタインのセーター。
九時から候補者と街宣車で市内をまわる。昼飯抜きでまわる。

臓器移植のヒアリングに間に合うように新幹線に飛び乗る。暑い。
トイレでやおら着込んだものを脱ぐ。はぁーっ。
ズボン下とシャツを持って車両を歩くのも何なので上着を脱いで隠す。鞄に押し込んで、ふーっ。

ヒアリング第四回。
今日は改正案に反対の意見の方ばかり。確かに意見が相容れないところはあるが、おもしろかったし、かなりためになった。
終了後、中島みちさんをはじめ、メンバーと生体肝移植の話しになった。オヤジの顔色がドラスチックに変わったことをみんな喜んでくださっていた。
これからいよいよ検討会で詰めの作業にはいる。

陸前高砂の駅でも中国に強く出てくださいね、と声をかけられる。
うーん、政府の立場は公式なものもあるから立場で突っ張る必要があるかもしれないが、国会議員としてはどうやって韓国、中国との関係を修復するかに全力を挙げる。日韓、日中が今の状態で、日本にとって良いことは何もない。喧嘩すればよいというものではないのだ。
韓国に対しては、東亜日報のコラムや中央日報の雑誌などで情報を発信する。(日本国内で対韓強硬派みたいなことを言うのはウケルけれどあまり意味はない。韓国に向けて発言しなければ)竹島よりも日韓関係は大事だ、我々世代の政治の出番だというメッセージを送る。
韓国からも、炎が燃えている時にバケツで水はかけられないが、炎が弱くなったら消火器で行くぞとメッセージが来る。
韓国の国会議員が中心になって作ってきた国際ネットワークに山本一太、河野太郎で入らないかと誘われる。日韓フォーラムもゴーサインだ。
北京のラジオやBBCのワールドサービスで、日中は大事だと繰り返し話す。中国の雑誌にも原稿を出しかけたらこのデモで、修正が必要になった。デモ隊の乱暴は抑えてもらわなくては。
積み木と同じで積む時には慎重にやらなければ行けないが、壊れる時はあっという間だ。また、一つずつ積み木を積まなければ。



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