2005年1月25日号
2005.01.25
本会議が揉めていて、目がそっちに行きがちだが、自民党の憲法起草委員会が立ち上がる。
二十一世紀の日本のための憲法改正のはずなのに、二十世紀に一仕事終えた人間が前にしゃしゃり出てくる。
二十一世紀のことは二十一世紀で決めさせてもらいたい。昔、憲法改正を強く訴えていたとか憲法はライフワークだという屁理屈はこの際、関係ない。何かあったら自分の経験をもとにアドバイスぐらいはするよ、という態度をどうして取れないのか。
亡霊やゾンビがつくった改正案が支持されるわけがない。
本会議で総理と民主党の対立が続いているが、こういうことが続くと何かの時に総理と議長の対立に発展していかないか心配だ。衆議院議長は、自分が背負っているものに泥を塗られると結構頑固になる。もし衆議院の本会議の権威に傷が付くと判断すると今度は議長が喧嘩を買いかねない。
民主党の吉良、増子、渡辺(周)、川内、肥田各代議士が代表質問の初日の退席劇の時、退席を拒んでいた。最終的には議場から出て行ってしまったが。いろいろな判断があって良いと思う。
今朝は韓国のアリランテレビの特別番組に出演し、日韓友情年と文化交流に関する意見交換。その後、取材を一つ受けてから、シンガポールのジョージ・ヨー外相と昼食。そして本会議に走る。
夜は川崎で講演。女性ばかり100名近く。厳しい質問も頂いたがおもしろかった。