2004年12月23日号-2
2004.12.23
ペシ坊が生まれてすぐ、占いで、この子は金と女に不自由しないと言われた(なんちゅう占いだ!)。
そう言えば、最近ペシ坊は、僕が海外出張のたびに持ち帰るコインで、熱心に遊んでいる。うーん、この子は金に不自由しないって、ひょっとしてこのことか?
「冬のソナタ」のなかで流れるあのピアノ曲をペシ坊が気に入っている。「いい曲」だそうだ。
今日の天皇誕生日宴会の前に控え室で緒方貞子さんとイラクについて話し込んだ。
イラクで来月選挙が行われればシーア派政権ができるだろう。それがイラクの安定に、湾岸地域の安定につながるか。
サウジとエジプトの友人が前に言っていた「シーア派の民主政権よりスンニ派の独裁政権」という言葉を思い出す。
パパブッシュはだからこそ、第一次湾岸戦争でフセインの息の根を止めなかったのだろう。
イランと全くダメなアメリカよりは我々のほうがイラン及びシーア派イラクとは上手くやっていけるかもしれない。
自衛隊を出してイラクの復興に寄与しているというわりには日本の発言が少ない。どういうイラクが日本の国益になるのか、もっと議論するべきだ。
「シーア派の政権が選挙でできてもすぐつぶれる。そしていずれスンニ派の独裁者が出てくる」という予言があたるのだろうか。