2004年10月14日号

2004.10.14

ヨルダンのバセム・アワダラー計画大臣と朝食。
昨日アンマンからパリ経由で来日し、今晩遅くパリ経由でアンマンへ帰る。年齢も近く、同じ時期にジョージタウンにいたということもあって、仲良くさせてもらっている。
去年のベイルートでのJALNに参加してくれる予定だったが、来年の日本でのJALNには早々と参加を確約してくれた。
来月エジプトでガマル・ムバラクに会うというのでJALNへの参加を打診してもらうことにした。
中東の状況やアーミテージ米国務副長官との会談などについて意見交換する。

財務省の青山審議官と港湾システムのシングルウィンドウ化に関して。
NACCSと港湾EDIの「シングルウィンドウ」化なるものが、実はまったくシングルウィンドウ化になっていないことが判明。
大手企業が使えないからと以前のシステムで業務を行っている。
どうも官は官の部分の最適化をやれば良いと考えているようで、本当にこれでプロジェクトが進むのかどうか大いに疑問だ。
この国の政府は、国益のためにやらなければならないことも役所の縦割りでまともに物事が進まない。政治がもっと協力にリーダーシップをとらなければダメだ。

三位一体の改革に対する文部大臣と厚生大臣の対応はいったい何なのだ!
役所のいいなりになるだけの大臣ならクビにしたほうがよい。
この二人は失敗だった。

来日中の米国の経済ビジネス担当国務次官補を囲む夕食会。
郵政民営化、三位一体、独禁法改正、BSE、日本のODA等々議論が続く。
アジア開発銀行はどうにもならんなとアメリカ側からも声が出ていた。

BSEに関して、アメリカが24ヶ月を主張するのは、24ヶ月ならば、歯を見れば年齢がわかるのでシステムは必要ないからだ。しかし、20ヶ月となると一頭ずつモニターしなければならないのでこれはとても受け入れられないとアメリカは反対していた。
しかし、A70という牛肉の品質を見るシステムを使えば、特定のクラスに分類される牛は経験からいって97%が20ヶ月以内になる。だから、全ての牛を出産からモニターしなくともA70の分類を使えば97%は大丈夫ということになる。残りの3%はどうなのかという日本側からの質問に対し、1000頭を調べてみて、残りの3%も20ヶ月以下になるということを確認するというのがアメリカ側の主張だ。

日米でODAの戦略会議をやって、ODAの方向性をいろいろと決めていこうとかなりアメリカはプッシュしてきている。南アジア、つまりインドとパキスタンにODAの重点を持っていきたいというのがアメリカの要望のようだ。
日本はもっとODAを増やすべきだとも政府にプレッシャーをかけている。余計なお世話という気がするが。



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