2004年10月13日号

2004.10.13

カンボジアのプノンペンからベトナムのホーチーミンにつながるカンボジアの国道一号線。
この大動脈を修理し、拡幅するプロジェクトが動いている。
既にベトナム側からアジア開発銀行のプロジェクトとして大半が修理された。
プノンペンまであと166kmのところからプノンペンまでの残った部分を日本の無償資金で完成させようとJICAが調査に入っている。
しかし、アジア開発銀行が行った部分について、現地の住民の強制立ち退きとそれに対する補償が正当に行われてこなかったことが大きな問題になっている。カンボジア政府は開発一辺倒で、立ち退きの対象となった住民への配慮をきちんとしていないようだ。
このプロジェクトは、JICAの環境社会配慮ガイドラインの適用になる(JICA側もはっきりとこれはカテゴリーAとしてガイドラインが適用されると認めている)もので、非自発的移転に際する補償をきちんとやらなければ日本国民の税金を使うことができないということを、日本政府がきちんとカンボジア政府に伝えなければならない。
外務省の中にはこれは政治プロジェクトだという声もあるようだが(川口前外務大臣が決めたらしい)、ガイドラインがゆがめられることがあってはならない。
とにかく環境社会配慮ガイドラインの実効性を確保するためにも、JICAにはきちんと緒方理事長にまでこの件を説明しておいてもらうようにお願いする。
しかし、アジア開発銀行というのは歴代総裁が日本の大蔵省からの天下りなのに、プロジェクトの進め方がずいぶんとズサンではないか。

与謝野政調会長に臓器移植法の改正案についてとりあえずご説明する。
同時に、衆議院法制局と法案の準備。



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