2004年9月17日号

2004.09.17

第四十回日本移植学会総会。
07:50 レジストレーション
08:00 臓器提供病院からみた移植システムの課題
10:00 臓器移植医療におけるレシピエントコーディネーター
      の役割
12:00 Current Status of Heart Transplantation
15:00 臓器移植医療におけるドナーコーディネーターの役割
16:00 肝臓5
17:00 フランスと日本における臓器移植推進の現状
18:00 生体肝移植ドナーに関するアンケート調査報告(記者
      会見)
18:30 懇親会

朝から晩まで移植漬け。
臓器移植法の改正に対する期待は痛いぐらい伝わる。とくに懇親会では、肺移植を待って四年目という女性にお目にかかる。家の中では酸素の管の範囲でしか移動ができないという生活を四年続けている。
小児移植に関する法改正でお茶を濁したりということはもはや許されない。

コーディネーターからは、法改正で考えている運転免許証への記載よりも医療の現場では保険証のほうがありがたいとか、現行のマニュアルの問題など現場の本音がどんどん出てくる。
法改正と併せて人の死の定義を脳死で統一するということも医学界は真剣に考えるべき時が来ている。
懇親会でのご挨拶の中で、法改正が実現したら、マニュアルその他は医師会が責任を持って作ってほしい、役所に医療について口を出させるべきではないと申し上げる。
パネルディスカッションの中でも、医師のなかから今の医師会はまるで利権団体ではないか、死の定義などは医師が決めるべきだという声も挙がっていた。

アルゼンチンで日本人の移植ができなくなったというのは現実には大きな影響はないかもしれない。しかし、それぞれの医療施設で5%は外国人にも移植を認めているアメリカでも、すでに8月初旬で今年の外国人向けの枠は終わってしまっている。
これからアメリカに渡って移植をしたいと思っている人達は、来年まで待たなくてはならない。そして、枠を使い切るタイミングは年々早まってきている。
もはや移植を外国に頼れないのだ。



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