2004年7月20日号

2004.07.20

午前中に世田谷区経堂の鈴木善幸元首相のご自宅に弔問にお伺いする。
お昼に総務大臣室へ。
総務省の正面から一歩足を踏み出すと、なんだこれ。40度近い気温。
北陸の集中豪雨といい、今日の気温といい、地球の気候が狂い始めている。それなのにまだ自主行動基準などと言ってる馬鹿者、じゃなかった馬鹿組織もあるし。
強い政治のリーダーシップが何事にも必要だ。

今日の付録
福島県知事の記者会見のQ&A(7月13日)
記者
 原子力発電所の使用済み核燃料の再処理コストの試みの計算隠しも次々と明らかになりました。
 県がこれまで国に対して、徹底的な情報公開を提言してきたんですけれども、それに反する実態が問題となる中で、今後県として、国に対する働きかけをどのように行っていくのかお伺いします。

知事
 私どもはいろいろ指摘をしてまいりまして、情報公開や透明性、情報公開というのは、悪い情報もいい情報も出していくことが大事であると言っておりました。
 しかし、10年前ですからそういう時代でなかったのかもしれませんが、その間に自由化の問題等も出ておりまして、現実に今になって大きな問題になっております。核燃料サイクルで何十兆円という負担を国民に回されるかもしれないという問題が出てきますと、そういう政策が、まさに情報隠しの中で進んできたのかということは、これこそ国民としては怒らざるを得ないことではないかと。
 だからこそ、今ここにきて政策評価をしっかりすべきです。これは私どもなりの知見と言いますか、研究をして「中間とりまとめ」をいたしまして、その中には、そういうことをいろいろ私どもなりの判断の中で書いておきましたが、現実にそういうふうなことが起きたということになりますと、やっぱりもう一度、国民的な議論を起こして判断していく問題であろうと思います。
 一つ道筋をつけたら、一切政策評価等をしないでそのまま突き進むという経路依存性という言葉を最近知りました。
 こういう大きな問題については、特に今、政策評価をすべき時であるということを私どもが言っており、改めて、私どもの主張が間違いでないなぁという感じがいたしました。
 ただ、国、原子力委員会、経済産業省、事業者等はですね、そういうことを理解、認識しているのか。「裸の王様」という言葉を使って言っておりますが、分かってはいるんですが誰も止められないという、今どうもこういう不幸な状況にあるということですね。
 そこで今起きている議論は、居直ってですね、「コストの問題なんか大した問題じゃない」という議論が、あちこちから出てきております。コストの問題というのは、大きな問題であるんですが、例えば(以前に経済産業省が試算公表した原子力発電後処理費用の負担は、)一家庭で1,300円とされていますが、その他に産業界でもコストがかかりますので、(それも結局家庭が負担することを考えれば)大体3倍ぐらいにみていいですから、年間でだいたい一家庭で4,000円位にみられるわけですね。4,000円位一家庭の負担が高くなるわけですが、どうも見てると、コストの問題ではないというふうに、わい小化しようという議論が、戦略的なのか戦術的なのか、そういう声になって「これは国策なんだ。エネルギーの安全保障のためだ」というようなことを言ってきております。
 福島県の「中間とりまとめ」をよく読んでください、と言いたいんですね。それこそ、「国家戦略」なんていう、この路線を維持するためにそういうことを言っておりますが、そんな問題じゃないんじゃないですかと、反対に冷静にみんなで議論してくださいと、これはもう「中間とりまとめ」を読んでくださいと言いたいですね。

がんばれ県知事!



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