2004年4月10日号
2004.04.10
イラク。
情報が錯綜している。
総理の下で与野党を超え、一致団結してこの難局を乗り切らなければならない。
来週、中東のある産油国から王族の副首相、国務大臣クラスのかなりハイレベルな一行が訪日する。
日本側からの訪日要請に応えての来日だが、問題が続出している。
最大の問題は一行の日程が決まらないこと。
国会の日程が障害になっている。
外相、文相、総務相、国土交通相など先方から会合の要請があった大臣は要請を受け入れているのだが、国会日程が決まらないため最終的な時間が決まらない。
国会日程がネックになっているという説明が先方にきちんと伝わっていないため、先方からは日本政府の対応が不十分という強い不満が伝えられる。
一行の何人かは、中国、韓国も訪れるが、この両国の日程は既にかなり決まっている。この両国は最大級の対応をするようだ。中国、韓国と比べ、日本の対応の悪さが比べられている。
それぞれの大臣は来週の木曜日、金曜日に必ずお目にかかります、でも時間はまだ決まりませんということでは、一行は他の日程を決められない。と、いうことで、せっかくの訪日なのにストレスがあちこちにたまる。
国会も大切だが、外交も大切だ。閣僚が来日するカウンターパートに会う日程をあらかじめ設定することができなくてはスムーズな外交ができない。外務大臣経験者が議長をやっているのだから、このあたりの国会ルールをそろそろきちんと整理するべきだろう。
国会日程が決まらないからというのは日本の内政問題。外交に影響を及ぼしてはならない。
今度の訪日では、教育の分野での何らかの取り決めへの署名が予定されている。先方は来日する高等教育省と日本の文部大臣の間で、文書への署名を希望している。先方の高等教育大臣はその国きっての日本びいきだ。しかし、外務省はそのことを知ってか知らずか、署名は副首相と外務大臣の間で行うと一方的に決めた。
在京の大使は当然に驚く。なぜ、日本の外務省は我が国きっての日本びいきの王子の顔に泥を塗るのか、と。
日本の文部省も驚く。教育に関する事項が入っている取り決めをなぜ外務大臣が署名するのか。文部省は外務省にクレームを入れ、外務省はあいまいな対応をし、ポテンヒットになった。あと一週間で先方が来日するのに、どちらも詰めの作業をやっていない。
結局、中東外交はこの程度のレベルで日頃行われている。外務省は、中東の重要性を認識していないのかもしれないし、中東の国々なんてそんなものと思っているのかもしれない。
ちょっと違うのではないか。
大分県の別府で開催された岩屋毅代議士のシンポジウムに、山本一太参議院議員、平沢勝栄代議士と参加する。
岩屋代議士は、これまで選挙の度に選挙区が変わるという困難を乗り越えてきた人だ。今日の国会報告もパワーポイントを駆使したプレゼンテーションで、僕も是非見習わなければならない。
平沢勝栄代議士が日帰りにしてはずいぶんと大きいバッグを持ってきているので、湯布院に泊まることを理由にしてまた北京にでも行くのだろうか?
大分県連青年局主催の昼食懇談会にも出席する。今年の夏の参議院選挙は7月11日投票日。これを忘れないようにセブンイレブンと覚えようという予定だった青年局長が間違えて、イレブンPMと覚えようと気合いをかける。ああ、この人もイレブンPMを見てたんだなぁ。空港まで帰る自動車の中で山本一太参議院議員の将来について語る。そう、「オペレーションサドルチェンジ」の秘策だ。
湘南ベルマーレ。
初勝利を目指したが、川崎フロンターレに惨敗。