2004年1月28日号
2004.01.28
外為法改正案、衆議院の財務金融委員会で可決。
この改正案は、山本一太、小林温両参議院議員、水野賢一、菅義偉、増原義剛代議士と河野太郎で立ち上げたグループで議論して法案にまとめたもので、ずいぶんと提出まで党内ですったもんだしたが、最後は幹事長の後押しもあり、ここまでこぎつけた。
委員会採決の瞬間には、提出者席で答弁していた水野代議士と委員で座っていた僕以外のメンバーは、次の入港禁止法案の案文を詰めるために法制局との打ち合わせの真っ最中だった。もう一つ取るぞ。
委員会で水野代議士が答弁していた時に、一時、委員会を抜けて党本部へ。消費者保護基本法の改正案の論点整理の準備。
こっちも時間との戦いだ。
年金福祉施設に関してはワーキングチームで原則廃止を打ち出すことを武見副主査に確認する。
スリランカのサジット・プリマダーサ厚生副大臣の訪問を受ける。
スリランカの首都コロンボ出身だがあえて南部の農村地帯の選挙区から出馬した熱血漢で、スリランカの次世代のエースだ。
お互いアメリカ留学とアメリカ議会でのインターンの経験があり、話が弾んだ。
年に三回は来日することにしているという知日派の彼は、日本がキャッシュディスペンサーのようになるのではなく、政治的な発言力をつける努力が必要だと熱っぽく語る。