2004年1月23日号

2004.01.23

グリーンピアや年金福祉事業団との取引先リストをやっと厚生省が提出する。が、企業の代表者の名前がランダムに塗りつぶされている。
そこを指摘されると、個人事業者の名前は消した、と。
ところがパラマウントベッドや日立メディコといった企業の代表取締役社長の氏名も消されている。そこを質問されると、企業名に株式会社と入っていなかったので同名の個人企業かと思い...!
そうした企業に紛れて問題企業の代表者の名前もしっかりと消されていた。

自民党の年金福祉施設・グリーンピア問題に関するワーキングチームで、年金福祉施設とその運営主体である公益法人の原則廃止を打ち出すことになる。
財団法人厚生年金事業振興団とその傘下の厚生年金病院七カ所、厚生年金会館二十一カ所、老人ホーム三十二カ所、スポーツセンター四カ所、休暇センター十七カ所、サンピア二十五カ所、保養ホーム四カ所と終身利用老人ホーム一カ所。
社団法人全国社会保険協会連合会と厚生年金病院三カ所、それにぶらさがる各県の財団法人社会保険協会と社会保険センター四十八カ所。
社団法人全国国民年金福祉協会連合会と国民年金会館二カ所、総合健康センター二カ所、健康保養センター一カ所とぶらさがっている各県の財団法人国民年金福祉協会と健康保養センター四十六カ所と健康センター八カ所。
財団法人社会健康事業財団と傘下の社会保険健康センター四十三カ所と財団法人社会保険協会と傘下の社会保険福祉センター一カ所。
上記全てが対象になる。稼働している施設は民営化するなりなんなりの措置を取り、運営主体の公益法人は必要が無くなり廃止ということになる。
国鉄民営化の時と同様に清算事業団をつくり、厚生省の官僚を排し、民間人を登用して廃止、民営化、清算の措置を取る。一大事業だ。
武見副主査がこの構想を打ち出すやいなや、厚生省の役人は一斉に自民党の厚生省シンパに反対の根回しに走り出した。
ワーキングチーム対厚生省シンパの戦いの火ぶたが、今、切って落とされた。
ワーキングチームの席上、大村代議士の質問に答えた厚生省は、こうした施設は全て独立採算で回っていると豪語した。それならば、さっさと民営化すればよい。

核燃料サイクル、とくに六ヶ所村の再処理工場の十兆円の問題について、せっせとマスコミにセールスをするも大メディアは反応が悪い。
基本的にテレビや大新聞は原子力に批判的な報道をすると、色眼鏡で見られるので中立的に論評を避けて、発表資料に基づいてそのまんまという姿勢らしい。まさに原子力村の思うつぼ。
たとえば久米、田原、筑紫の三人のうちの誰かがこの問題を取り上げるだろうか?
年金問題並みのインパクトは十分にある。

環境省のある課長さんが趣味(?)で、エコハウスを建てたそうだ。
太陽光発電、風力発電からノンフロン冷蔵庫、二重窓、風呂排水の中水活用、透水性舗装、外壁内換気など三十を超える対策をした家は、951万円余計にかかったそうで、太陽光発電の補助金や光熱水費の削減分などで元を取ろうとすると35年かかるそうだ。
だから環境税を導入して環境対策にしっかりと補助を出せというのが結論ではあるが、そのために自らここまでやってしまうというのはすごい。
もっと安くやる方法はあるそうで、家を建てたりリフォームしたりする方にはコンサルティングもしていただけるらしい。
ちなみに、CO2削減量は36%、断熱による暖房費削減が費用的には一番効果があるそうだ。



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