2003年11月11日号
2003.11.11
10月10日の解散の日にひっそりと「河野太郎の国会攻略本」という本が発売されました。公職選挙法に抵触するために、宣伝活動は一切できなかったにもかかわらず、発売直後の一瞬、アマゾンドットコムでランキングトップになり、このたび増刷が決まりました。
是非お近くの書店を覗いてみて下さい。
というわけで、選挙も終わり、ちょっとPRでした。
今日は各選挙区で、「選挙会」が開かれ、当選人が決定しました。
明日は県庁の選挙管理委員会にて、当選証書の交付が行われます。
また、本日、自民党国対から速達で、常任委員会の希望をとる用紙が送付されました。例によって新人は、憲法調査会、予算委員会などいくつかの委員会には配属されません。
落選した議員は12日までに議員会館を明け渡さなくてはならないそうです。初当選の時からの仲間も今回何人か涙をのむことになりました。
わが事務所は、万歳は毎回NHKの当確を見てということにしていますが、今回は、かなり早く当確が出ました。
NHKは必ずその選挙区のどこかで開票が始まっていないと当確を打たないことになっていて、神奈川15区では大磯が八時四十五分から開票をしたため、八時五十三分頃当確になりました。
私の友人が午後八時二十分に自宅に迎えに来てくれましたが、NHKから電波時計を渡され、その時計で八時五十三分ちょうどに選挙事務所の入り口に車をつけてくれと言われていたそうで、二人で車の中で時計見ながらあと何分、あと何分とやっていました。
八時五十三分に事務所入り口について一分間で階段を上がって、五十四分から万歳のシーンを流す枠を確保していたようです。
NHKは出口調査をやっていて、当確間違いなしと思っていたのかもしれませんが、こっちは万歳はしたもののあとでひっくり返ったらどうすんだと思っていました。
TVKをはじめ、開票の晩の出演以来を投票日までにいただいたところがいくつかありましたが、本人はとてもいらだっていて、当選を前提としたそんなもの全部断れ、とお断りをしました。本人を無視して事務所と話をしたNHK、テレ朝、SCN(湘南ケーブルネットワーク)、BBCだけ出演しました。
投票日の待っている時の気持ちは、候補者になったことがある者にしかわからないものかもしれません。うー、胃が痛い。
選挙になると、私のようにやせる候補者と、三度三度の飯をちゃんと食うので太る候補者がいます。ちなみに小田原の自民党候補者は、選挙になると太る(体調もすこぶる良いようで、カリウムの濃度に影響が出るからと禁止されていたチョコレートも解禁になり、とうとう免疫抑制剤に影響するグレープフルーツのみ禁止という状態になりました)。
ペシ坊は、選挙期間中すっかりおばあちゃん子になってしまいましたが、今日も、そんなに泣いてちゃわからないでしょ、言いたいことがあるならはっきり言いなさい、とスパルタに育てられてました。