2003年5月18日号

2003.05.18

昔々、石原伸晃代議士がお茶会に行った。
隣に自民党の若い参議院議員が座った。
お茶席の中で、どうぞご覧下さいとお盆が出てきたそうだ。
その若い議員は、お盆を手に持ったまま、きっとどうして良いかわかせなかったのだろう、石原代議士の方をすがるような目で見た。
で、石原代議士が、早く回しちゃえ、と。
するとその若い参議院議員は、手に持っていたお盆を畳の上に置き、人差し指でいきなりそれを回し始めた。
その若い参議院議員とは、そうです、テレビでもよく見るあの議員です。

自民党の神奈川県連会長が空席になった。
県連の総務会で、後任の会長選考は、県連所属の全党員による公選を主張したが、結局、選考委員会が来年3月までの暫定会長を選ぶことになってしまった。
公選ならば、立候補して会長を狙おうかとも考えたのだが。
甘利、菅、河野(太)の三人は、A級戦犯だから、後任会長の資格無しという話が巷に広がっているから、選考委員会では、問題にならない。
総理大臣と農林大臣も難しいということになれば、選考委員会を立ち上げても、河野(洋)か来年選挙が無い参議院の小林温のどちらかしかいない。
もし県連会長をやれれば、神奈川の自民党は、こういうことを実現するという明確なビジョンを創って、それを実現したいという全ての県民に党員になって頂いて、前進していくということをやってみたい。
今のように、地域の幹部の顔で、四千円の党費を寄付して頂いているという政党では存在意義がない。
極端なことを言えば、神奈川自民党は党本部から分党して、連立を組んでも良い。(あれっ、そうすると総理は分党から出ることになるのか)
もし、今年中に無事に総選挙が終われば、来年の会長公選に名乗りを上げよう。

実は、先日のサウジアラビアのリヤドで起きた爆破事件が結構気になっている。
爆破事件のターゲットの一つになっているのは、Vinnelというアメリカの企業だ。
中東の友人の中には、この会社は、実はCIAのフロント企業だという声が少なくない。
Vinnelは、もともとサウジアラビアの油田の警備のために三十年前からサウジアラビアにいて、現在は、サウジアラビアの国境警備隊の訓練を引き受けている。
さらにこの会社は、傭兵をビジネスにしているという話もあり、湾岸戦争では、サウジアラビア軍とこのVinnelの傭兵が並んで戦っていたという。
実はVinnelは、1995年にも爆破事件のターゲットになり、七人が亡くなっている。
サウジアラビアの国内の厳格な保守派と民主化派の対立が、激しくなっているのではないかと危惧する。日本もそろそろ中東政策を強力にステップアップしていかないとダメなのではないか。
そのための日本とアラブの人脈の強化の第一歩として、八月末の日本ーアラブ リーダーシップネットワーク(JALN)に関して、中東各国政府にも協力を要請した。
どういったメンバーが参加してくれるか、これからさらに頑張らなくては。



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