2003年2月25日号
2003.02.25
ロンドンのBBCがよくラジオ番組でのインタビューを申し込んでくる。それがどういうわけか、我が事務所で一番英語が苦手のスタッフの携帯に必ず掛かってくるが、必要はなんとかの母で、結構信じられないやりとりの末になんとかなっている。英語なんてそんなものだ。
ところが先日、彼が頑張って聞き取った電話番号がちょっと違っていた。207を203と間違えたらしい。惜しかったねと言うと、携帯のメモ機能で録音したものを盛んに聞き直しながら首をかしげる。
−ほら代議士、ツーゼロサンって言ってるじゃないですか。
−ツーゼロサンって、なんでサンなんだよ。
−いや、ほら、俺が英語苦手なのは向こうも知っているから。
文教部会。
国立大学の法人化法案。舛添元東大教授が、教授会がガンなんだと力説。国立大学の学長も云々と言いきった後、有馬元東大総長が三人隣に座っていることを発見し、...。みんな爆笑。
法案は承認されるばかりだったが、横やりを入れさせてもらった。
なぜならば、歯学部と医学部の定員問題が解決されておらず、文部省は全くやる気がないことを露呈。歯科医に定年制を導入すればよいとか、国家資格の認定は厚生省なのだから、合格者を減らせばよい程度の認識だ。こんな役所だから、日本人の学力が低下するのも無理はない。問題解決をしないのだ。田野瀬部会長にお願いし、党で、別途場を作って議論することになった。
脳死調査会。副会長席に座る。十五歳以下からの脳死移植に関しての各国法制の比較。
日本では、十五歳以下からの脳死移植に関して、新たな法律を付け加える方向にしなければならない。京大でのドナー問題を契機に、日本でも脳死移植を進めて行かねばならない。
在日アメリカ商工会議所と対日直接投資の振興について意見交換。地方分権を進め、県レベルでの競争を促進しなければならない。うーん、浅尾元県知事候補は、この方面で際立っていたのに残念だった。死んだ子の齢を数えても仕方がないが。
会議の開始時刻になっても塩崎代議士がいない。林芳正参議院議員が塩崎さんはよく遅れるから、とぼそり。バカうけ。先日、アメリカの大使館での昼食会では、塩崎代議士が、遅刻している林さんのことを、彼はよく遅刻する、と。人のふり見て我がふり直そう。
今日は我が愛妻の18歳の誕生日。リクエストに応え、お寿司屋さんへ。ペシはおばあちゃまとおばちゃん、いや、お姉ちゃん二人がお相手。
今晩の全ての日程を機械的に断ってくれた事務所のみんなに感謝。