2002年12月28日号
2002.12.28
イスラエルという国は、いろいろな情報を収集し、分析している。
先日来日したパレスチナ自治政府の閣僚が、河野太郎と個別に会談した、しかも、当初予定されていた時間が川口大臣の日程で変更されたということまで、イスラエル政府はしっかりとつかんでいた。
河野太郎事務所、外務省、パレスチナ自治政府ぐらいしか知らないはずなのに、さすがである。
もう一つ、イスラエル政府が入手した情報は、河野太郎事務所には、アラビア語を話すスタッフがいるようだ! 早速、イスラエル政府は、この情報を確認するために動く。
議員会館周辺の伝説によれば、河野太郎事務所のスタッフの一人は、ついこの間始まったNHKのアラビア語講座のテキストを買って、なぜか放送時間を間違えて、スペイン語講座を聴きながら、アラビア語は大変に難しいとこぼしたらしい(真偽のほどは定かではない)。
さすがのイスラエル諜報部もここまでの情報はキャッチできなかったと見えて、うちのスタッフのアラビア語を聞いたイスラエル大使館は、君にアラビア語の辞書をあげるから、しっかり勉強しなさい!