2002年11月4日号

2002.11.04

秋の叙勲が発表になった。まず、叙勲された方々全てにお祝いを申し上げたいが、現在の叙勲制度にも一言申し上げたい。
まず、なんで国会議員と国の役人がやたらと多いのか。国のために働きますと言って、国政選挙に出馬し、あるいは国の役所に入省した人間に国から勲章をやる必要があるのか。仕事をしただけではないか。叙勲の対象から国会議員と国家公務員は、はずすべきだ。
なぜ野中広務は勲一等で、橋爪四郎は勲四等なのか。なぜ水泳でオリンピックのメダルを取ると勲四等で、海に毎日のように潜る海女さんは勲六等なのか。誰か合理的にこの違いを説明できるだろうか。
意味のない等級分けをすべきではない。こういう理由で国家が表彰したということで良いではないか。
失われた十年といわれる期間に、国の政策決定に影響力をふるった人が勲章を受けるのはいかがな理由か。勲章というのは功績に対してではなくポジションに対して贈られるモノなのか。それならば個人名ではなく、役職名に贈られるべきだ。元官房長官 勲一等、で良いではないか。
だいたい役所が叙勲の推薦をし、その基準が役所の管轄する業界団体などの長を何年やったか等で決まるから、話はおかしくなる。民間で選考委員会を作り、そこで叙勲の対象者を決めるべきだ。叙勲制度そのものが役所が業界団体などを管理するための手段になっている。
叙勲制度は大改革が必要だ。



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