2002年10月2日号
2002.10.02
朝、マレーシアの国防大臣をお招きしての日本−マレーシア議員連盟の会合。先日の中東に関するシンポジウムで一緒にパネリストを務めた国防大臣の補佐官も一緒で、今度のクアラルンプール行きのどこかで飯でも食おうかということにする。
この会合の後、参議院の山本一太さんから、太郎ちゃんちょっと時間あるかとたずねられ、党本部八階の喫茶室でお茶を飲む。やっと国対から足抜けした一太さんは、これ今度のXXなんだけどねと言いながら、鞄からおもむろにXXXを取り出す。ふーん、そう言えばジョージタウンのあのクリスマスの時から、きっとこのことを考えていたんだろうなと、この人のアイデアに舌を巻く。
国務省でお目に掛かったリンカーン・ブルームフィールド国務次官補から、約束通り二十一世紀のエネルギーと安全保障についての本が届く。ブルームフィールド、ジム・ケリーの二人の国務次官補が関わっていて、CSISから出版されたものだ。今後の中国とインドの経済発展がアジアのエネルギー需要とそれに関わる中東から東アジアの安全保障に与える影響に関する考察。コメントを送る約束をしているので、せっせと読む。なかに、日本のエネルギーは長期的には原子力だ、中国をはじめアジアに原子力の平和利用を広めるべきだと発言している日本側の研究者のコメントがでているため、本筋にははずれるが、これには、必ず反論をすることにする。
副大臣人事は発表になり、今日、皇居での認証式もあるらしいが、政務官に関しては音沙汰なし。決裁物も何もなく、段ボール箱を運び出すのみ。