2001年9月28日号
2001.09.28
自衛隊改正法、9月17日の案では、自衛隊が重要施設に警備に立つことになっていたのが、おとといの夕方には自衛隊基地と米軍基地の警備に縮小。
昨日から防衛庁と法制局が法案の審議を始める。
で、今朝の国防部会。内閣府が出してきた資料はなんだこりゃ。完全なスケルトン。新聞記事の方が中身があるぐらいのもの。
ガイドライン法をベースにインド洋まで範囲を広げたといいながら、国会承認が国会への報告に。何でここだけ違うのかという質問に、内閣府は全く答えられない。
これは、国会の審議のなかで野党に修正させて、野党の手柄にするのりしろなのか、そうならそうだと最初から言っておいてくれ、という話も飛びだし..。(まあ、のりしろですとは言えないだろうが)
浜田靖一代議士が、なんで説明がちゃんとできないんだ、法律がないなら自衛隊を出すな、と。
鈴木宗男代議士が、なんで国防部会が今日なのに、昨日の政審、総務会に同じものが出ているのか、手続きが違う、と。(たしかに、今の自民党ルールでは手続きが逆だ。ただ、本来あるべき議院内閣制の姿からいえば、今の自民党ルールは間違っている。)
鈴木宗男、河野太郎が自衛隊法の改正は限定的であるべき論者、資料の中に、米軍の基地警備にあたって民意の反映ということで知事から意見を聞く(聞くだけ)という項目があり、それについて、沖縄の下地代議士がくってかかっていた。多数が、自衛隊の積極警備論に与する。
浜田代議士が、法律を作ったら直ぐに出すのではないんだぞ、と強調。
法律で、自衛隊の後方支援を出す枠組みをまず作る、つぎに出す出さないを判断、そして基本計画をつくり、国会承認、というプロセス。
十時からの有志による防衛政策研究会では、国防部会よりも詳しい資料が出される。研究会会長曰く、与党の政治家にあまり資料を出さず、野党とすりあわせをやってしまいたいということさ。役所は、政治家に口を出して欲しくないのさ、と。10月5日がめど。
防衛政務官の平沢代議士が、よくしゃべる。それ、政府の意見か、ときかれ、一代議士の意見だといっているが、これはまずいだろう。政府の一員は、政府としての発言を外にしなければ。米田部会長代理も、国防部会のなかで、政務官の発言を途中で制止していた。依田智治部会長が参議院選挙で落選し、米田部会長代理が昇格するのかと思ったら、参議院から三人部会長を出すということで、青木参議院幹事長と麻生政調会長の話し合いで、参議院から新国防部会長が出ることに。
昼メガワティ大統領をお迎えするインドネシア議連のレセプション。
JBICの篠沢総裁よりJBICの中近東でのご報告を頂く。
国土交通省、特殊法人四公団についての説明。
環境省、COP7に向けての現況。アメリカが今度のテロで、代案づくりどころではなくアメリカはマラケシュでつらい立場になるだろう。(つらいとは思わないのかもしれないが)
国土交通省、下水道の更生について。
下村博文代議士主催のバトルトークに渡辺喜美代議士と出席。
あれ、喜美さん、髪型変えた? 髪型は同じだけど、スーパーハードのムースからさらさらのに変えた、だそうです。
ギインズの林芳正参議院議員から電話。こんど国会コーラスなるものが始まるそうで、冗談で僕もやろうかな、といったのが伝わったらしく、あわてて電話してきて、カラオケとかと違って、四十人ぐらいでやるから、かなり目立つよってアドバイスしようと思ったんだ。
(翻訳)音痴は来ないでくれ。