2001年08月23日号

2001.08.23

海外のメディアが取材を申し込んで来るやり方も千差万別だが、最もカジュアルなのがロンドンのBBC。ロンドンからうちのスタッフの携帯電話に電話してきて、今晩代議士どう? 今からインタビューできる?
うちの事務所には留学の経験者から一回も海外に出たことがないやつまで幅広くいるが、なぜかBBCはこのマルチドメスティックな人間を狙って電話してくる。
–何言ってるかなんて何もわかんないんすよ。ただ、タローコーノっていうのがわかるだけで。だから代議士の自宅の電話番号を言ってテンオクロックって言って切るんですよ。
で、実際に、夜十時になるとロンドンから我が家に電話がかかってくる。
最初は、びびりまくっていた彼も、だんだん慣れてくる。
–BBCだとほら海外からじゃないですか。だから携帯に通知不可能って出るんですよ。だから、おっBBCだって。向こうも日本語わかるんじゃないですか。ちょっと待ってっていうと、ちゃんと待ってますよ。
休みの日に彼女とデートしている時もBBCは襲ってくる。彼女の前でカッコつけたのかどうかしらないが、その時はなんと先方の電話番号を聞いて、こっちから掛けさせることにしたらしい。
–向こうの電話番号を聞いたんで、あってるかどうか確かめるためにもう一回言ってもらおうと思って、リッスントゥミーって言ったんですよ。そしたらなんか向こうが黙っちゃって、だから切っちゃいましたよ。
(そりゃリッスントゥミーって言えば向こうは黙るぜ。)
でも、ちゃんとその聞いた番号でBBCのスタジオにつながる。
そして、小泉さんが靖国神社を訪問するやいなやBBCは彼の携帯電話に電話して来た。
そのうち彼の名刺に海外メディア担当報道官という肩書きを刷り込もうかと思っている。
日本の中学、高校の英語教育も、とにかく使える、相手とコミュニケーションがとれる英語に重点を置くべきだと思う。国際化が進む中、日本人ならば誰でも海外の人間と話をすることになる可能性はどんどん大きくなっているわけで、その時に必要最小限のコミュニケーションは必要だ。今や英語はアングロサクソンの文学のためにあるのではなく、他の国の人間と話すための道具のはずだ。だから英語よりも前に国語を、などとしたり顔する人間には腹が立つ。読み書きもそろばんも、国語も数学もと同じく、国語も英語もなのだ。

二十五日に打ち上げ予定だったH2Aロケットの打ち上げ延期。本当ならば、当日、種子島までいくはずだったが、断念。打ち上げの視察のご案内を頂いて、行きますといっても必ず延期になる。
今回も途中で、部品に問題があり、ほとんど延期になるという連絡あり。
実際にそのとおりになった。
前に日本のロケットのプログラムはおかしいのではないか、と批判したことがあるが、今回も今後のプログラムが二年程度後倒しになるそうだ。
管理部門、計画部門の能力に疑いをもっている。本当に問題点がきちっと詰められているのか、それとも原子力と同じような体質になって来つつあるのか。



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