2001年6月25日号

2001.06.25

正午から外務委員会理事懇。
今日は、理事会を立てていないから、外務委員会は開けない。明日以降の日程協議。
野党は、明日の議運の理事会で、官房長官が釈明し、陳謝してからではないと何も動かせないと主張。本隊(議運)が動かないのに前線(外務委員会)が動けるわけない、と。
与党側は、とにかく明日の本会議に上程しないと、三条約があがらないため、ひたすら、押す。
国会の会期制というのは本当に意味があるのかと思ってしまう。この国が他国と結んだ条約の批准が、会期が終了するからということで、できないとは。
こちらの作戦ミスは、全会派一致して賛成のものを次々とあげ、残った三本は、全会一致になりそうもないもの。パキスタンとの投資協定は、核実験を受けて、CTBTの署名もないのに認めるのか、タリバンに支援していると言われるパキスタン政府と投資協定を結ぶのか、ムシャラフがとうとう大統領まで解任したばかりで、民政移管が本当にできるのか、などなど。
僕自身、自民党内の議論では、パキスタンとの投資協定には?マークだったこともあり、三条約を分けて、問題あるものは先送り、全会一致のものはナントカできないかと提案するものの、共産党が残りのモンゴルとの投資協定及びWTOの譲許表の改正の両方に反対だと表明し、それもアウト。
鈴木筆頭理事が参議院と掛け合って、明日、参議院で行われる委員会の質問時間を与野党入れ替えてもらい、明日の十一時に官房長官が議運で陳謝するや否や衆院の外務委員会を開会し、参議院の委員会はこの時間与党に副大臣宛に質問してもらい、大臣をこっちにもらって最大一時間半の審議で採決、午後一時の本会議に緊急上程という、なんか徳俵を渡り歩くようなことでどうだと提案するも、野党の安住筆頭から、この三本は慎重審議を要するから最低でも五時間の質問は確保してもらわないと、という声が出て、寄り切り。大体、その前に、金曜日の一般質疑、五時間がそのまま残っているではないか、与党は、何を言っているのか、と野党怒る。
野党もいい加減で、問題ある条約であるなら、政府にだけ質問して採決でいいのか。パキスタン問題に詳しい有識者を呼んだり、パキスタン政府を代表して大使を呼んだり、そうしたことをしなくていいのか。ただただ大臣への質問時間が長ければ慎重審議なのか。それも、五十五年体制から続く、悪しき慣習であるだけではないのか。
一般質問は定例日の水曜日にやることを担保するから、ぜひ、火曜日の本会議前に条約審議を、と与党続けてお願いすると、一般質問は、やるのが当然であって、担保するからなんて言い方は、まるでやってあげるからというような響きでおかしいと、野党さらに攻める。
もう、こうなると明日の参議院の委員会が、五時頃終わり、その後、衆議院で五時間の条約審議をやって、夜の十時ぐらいにその日二回目の本会議やるという、徳俵の外にもう一個土俵を作っちゃうぞみたいなことをやらないと、条約はアウト。

厚生労働委員会マターの、僕も紹介者になっている請願の取り扱いの件で、走り回る。請願の中に法改正を要求している条項があると、機械的にアウトになるらしい(今後、請願を出す方は気をつけましょう)。
昭和三十八年の第四十五国会だったかで、請願を部分採択した前例があるため、最悪は、部分採択でどうかと。しかし、法改正にふれた請願は自動的にボツというのも、役所の意思ではないか。



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