2001年5月22日号
2001.05.22
道路特定財源の問題について、私は、一般財源化を支持します。
この問題は、この夏の参議院選挙の前にも取り上げて、議論をすべき問題で、有権者にきっちりと判断を仰ぐための材料を提供する必要があります。
(自民党の候補者にはっきりと小泉総理に対する賛否を問い、有権者にそれを伝えるべきでしょう)
総理、財務大臣を始め、内閣がこの件に関し、意志決定をしたならば、党は粛々とそれに従うべきだと思います。(全ての権力を内閣に!)
政策に関する最高意志決定機関は内閣であるべきです。
閣僚で反対する方がいらっしゃれば、罷免してでも改革に取り組むべきですし、総務会のあり方も考えるべきでしょう。
環境部会。
環境白書他。山本部会長が国対の副委員長にもなったため、国対までに部会が終わらなかったら進行を変わらなければならなくなりそうだ。部会の始まりが八時で、国対が九時十分からで、結構厳しい。
厚生労働部会。副部会長デビュー。
国民年金の空洞化の議論。根本から年金を見直し、税方式への転換を強く主張する。棚橋、田村、河野と二回生の三十歳代が、続けてこれを主張する。
保険料方式では若年層の理解は得られないし、徴収コストは上がる一方、六十五になっても年金はいらないと言っている若者がその時になって収入がなくても捨て置くわけにはいかず生活保護を出さねばならない、それこそ掛け金のない生活保護が増えるし、下手をすれば生活保護の方が良いことにもなりかねないし、結婚した専業主婦の保険料を働くOLが負担しているともいえる現在の制度の不備は解消されないし、松下幸之助翁のような方に国民年金を払ってもあまり意味はないだろうし、要は消費税を自由に使いたい大蔵省と社会保険庁を残したい厚生労働省の身勝手なだけではないか。
先輩議員から、税方式はもはや年金ではない。老齢生活保護だという意見もあるが、別に年金でなくてもよいではないか。重要なのは最低限のセーフティネットを必要な人に保障することだと思う。
刈羽村のプルサーマル住民投票。
プルサーマル反対派の応援に行きたいぐらいだが、地方の意志決定に国会議員が出ていくのもどうかと思い、静観。
ダイムラークライスラーの燃料電池のセミナーに出席。