2001年4月5日号

2001.04.05

国連のPKO改革についての提言をまとめたブラヒミ氏が来日。熊代代議士、山本参議院議員と朝食会で、意見交換。

外交部会。部屋に入ったら、ロシア課長の人事問題。一太さんと、ため息ついてすぐに出る。最近の外交部会は、こんなのばっかり。

PKO法の改正案の特別委員会。暴力団の浸透をいかに排除するかに主眼を置く、改正案の検討。また、税制優遇措置の見直しもテーブルに載せる。とくに、3000円の足切りについての見直しを強くお願いする。
最後は、熊代委員長代理と二人だけになったので、結構、この問題を長くやる。現状だと全国で数十いくかどうか、という状況らしい。

十一時、総務委員会。電波法改正案の提案趣旨説明で、三分。
この三分のために委員全員、片山大臣、役所の幹部、みんな委員会室に雁首そろえ、三分で解散。この時間のロスをお金に換算するといくらになるのか。
前回の委員会採決の後、三分使って趣旨説明やれば、今日、審議に入れたのに、野党は、日程闘争でやらせない。今日の趣旨説明のあとすぐに審議に入っても、何も問題はないのだが、野党はそれもやらせない。結局、参考人を呼んだり、この問題について議論したり、あるいは視察に行ったりという審議時間がどんどん削られ、大臣以下に質問するだけで採決、要するに、法案の中身の議論ではなく、大臣の失言待ちの様な委員会になってしまう。
自由党の小沢党首は、パフォーマンスで、党首討論を断ってみたりするが、国会運営をないがしろにしているということについては、どう考えているのか。

幹事長が当選回数ごとに議員を召集し、期別の懇談会。議題は総裁選挙について。各自発言をいろいろするが、中には、派閥選挙にならないように、幹事長から言ってくれというものも飛び出す。おいおい、それはないだろう。派閥選挙になるかどうかは、一人ひとりがどう行動するか、で決まることで、幹事長が派閥で選挙しないようにといったって、みんなが派閥で動けば、派閥選挙になる。幹事長が言うかどうかではなく、我々一人ひとりがどうするかでしょ。
手をあげるがなかなか指してもらえない。やっと指名が来たので、幹事長からルールの説明があったが、決めるのは両院議員総会のはずだから、そこで修正案を出させていただく。その手続きの説明をきっちりとやってくださいと申し入れ。
前回の両院議員総会で、当時の野中幹事長が、いきなりその場で、発言は昨日までに書面で提出されたものだけ、などということには、今回させるつもりはみんなない。
古賀幹事長も、両院議員総会でルールの議論はしていただく、ただし、決まったらそれに従うこと、と。

アメリカからモンサント社の幹部が来日。遺伝子組換えの表示について、意見交換。

夜、平塚青年会議所で、川崎の行政と市民参加についての例会。行政の人間が、市民参加について話すとき、必ずと言っていいほど、市議会の役割が無視されるような気がする。市議会がその機能を果たしていないのに、市民参加が上手くいってるということがありえるのだろうか。



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