2001年2月1日号
2001.02.01
環境部会。
部会長代理なので、正面のテーブルの席に着く。いつもと景色が違う。
わぁーお。環境省設置法の改正案を了承。部会長から、政審はやるから、明日の総務会の説明はあんたやれ、と言われ、早速緊張。フロン法案は、商工部会との協議まとまらず、決裂へ。今、国会で議論して採決すれば、確実に通るのに、一部の族議員が党内で反対すると提出もできないという今のシステムに違和感を感じる。環境の時代と言いながら、経済産業省とその取り巻きが、環境への取り組みをストップしている。これだけ自民党のフロンへの取り組みが評価されているのに、情けない。
外務省の総務課、会計課の首席事務官が例の疑惑の報告書の説明に。
まったくお話にならない!!!
松尾室長の上司が、見積もりのチェックをいつからしなかったのかと聞くと、最初からチェックしていないと。一番最初からチェックしないのかときくと、彼は省内では知らない人がいない人間だから、信頼されていた、という。さらに問いつめると、いや、松尾室長が、官邸から金をもらってきて、支払いをやっていたのを歴代の総務課長は知らなかったのだという。その上司の官房長も知らなかったという。馬鹿な説明をしなさんな、そんなことないだろうと言うと、過去の総務課長に聞いてみると、みな、松尾が支払いをやっていたのを知らなかったのです、と。
額賀さんの秘書の1500万円もらって、忘れていました、報告をうっかりしましたの方がまだ真実味があるぜ。
報告書の最初のパラグラフに、室長がA銀行、B銀行、C銀行、D銀行に口座を開いたとある。なぜ、この銀行名が仮名なのと聞くと、名前が出てその銀行に迷惑がかかるといけないから。ちょっと待て。外務省はすでに納税者に迷惑をかけているわけで、そのための報告書ではないか。
口座を開いた銀行は、本人確認をし、きちんと手続きをして口座を開いたわけだから、何も後ろめたいことはない。名前が出ても何も迷惑はかからない。いったいこの報告書は誰の方を向いているのだ。
まだ若い事務官が、しゃあしゃあとしらを切り、開き直る。やっぱり外務省のなかはおかしい。この際、徹底的に膿をだすべきだ。
環境事業団に対するちょっと変だぞ、と言う声が大きい。環境事業団がやっている事業を総点検して、環境事業団がやる必要があるのかどうか確認することを、環境省と確認。
米国の安全保障政策がどうなるか、河野ーパウエル会談を受け、いろいろな意見交換。朝八時に米国大使館公邸で、意見交換。周辺有事の際に医療その他で日本はきっちりと役割を果たすことを確認し、米国の余剰基地面積の縮小から両国の同盟関係を見直していくべきだ。地方自治体が、緊急時に協力するかどうか等という議論をしていれば、米軍もいざというときに備え、広い基地面積を維持していかなければならないと思うだろう。地方自治体うんぬんではなく、国がきちんと前面に出て、対応をしっかりやる、そのかわり、米軍は普段いらない基地面積を縮小していくという交渉があるべきだ。
チェイニー、ラムズフェルドが推進しているからと言うだけでGOサインを出すのではなく、TMD/NMDを日本としてどうしていくのか、しっかりとした議論をはじめ、アメリカに向かって発信していかなければならない。