2001年1月9日号

2001.01.09

アメリカから安全保障の専門家が来日。ナイ・アーミテイジレポートについて、およびTMDについて意見交換。
JIIAの神保さんが、すごい切れ味のコメントをして、じゃ、私はこれでお先に。うーん、かっこいい。
このレポートは、要するに、アメリカはもうしばらく待つ、その間に日本はやるべきことをやってくれ、それができないならばアメリカはもう日本のことなどかまっていられないよ、ということだとアメリカ側から。
そのためには、日本側の安全保障の議論を年功序列の官僚の手から引き離し、政治家が議論する必要がある。しかし、歴代そうした訓練を受けていない防衛庁長官と内閣に力が一元化されていない政治体制では、外の動きに対応できない。
細かいことはいいから、大きな絵を描いて議論してくれというのがアメリカの願いだそうだ。よーするに、日本はアメリカに何をしてくれというのか言ってみてくれ、ということだそうだ。

TMD。TMDをやるかどうかじゃなくて、TMDを配備した後、それで対応できない巡航ミサイルやテロにどう対応していくかが問題なんだ、というのが今回のアメリカ側。おいおい、そりゃないだろうとおもうが。
アメリカが強すぎて、中国はミサイルでしかアメリカを攻撃できない、だからミサイルを防ぐことをやってのければ中国の力は削がれるじゃないか、ということ。そこでいうアメリカには在日米軍基地が含まれる。日本がTMDをやらなければ、アメリカの基地の外側は守れないよということらしい。
はっきりと40発の中国の核ミサイルが日本をねらっているという前提で議論が進む。
結局マイケル・グリーンから来週、拡大抑止の授業を受けることになっちまった。

古賀幹事長が中選挙区について云々。野党の選挙協力を阻止するための高度な技なのかもしれないが、言語道断だ。今、まずやるべき改革は、定数是正だ。自分が不利になるとルールを変えるでは政治は信頼されない。不信任が通れば解散といって加藤派を追いつめた年末の野中さんと手法が似ている。個人的に古賀幹事長には思いっきり期待していただけに残念。
やはり、全ての力を内閣に。幹事長は、党の実務だけでよい。総理大臣、あるいは担当大臣が発言すべきことだ。



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