2001年1月15日号
2001.01.15
帝国ホテルでシンガポール大使館主催のシンガポールのリーシェンロン副首相との昼食会。
数年前に林、山本両参議院議員とシンガポールを訪れた際に、時間をとっていただいた時以来。
日本の省庁再編、自由貿易協定、アジア通貨バスケット、AMF構想、米軍のアジア駐留など多岐に渡るトピックス。某省副大臣と某省政務官も出席だったため、本当に政治主導ができるのかという議論に随分と時間を割いた。副大臣が、こんな短い任期じゃ無理だよな。
プライベートな集まりだったので、内容は書きませんが、昼食のメニューがすごくて、そのとおりに写すと...
オマール海老と帆立貝に黄色いピーマンのババロワ仕立てを添えてポートワイン風味のソースとバジル風味のペーストで、というのが前菜。
カロリーを控えめに仕上げたクリーミーなカリフラワーのポタージュ、に旬の真鯛のポワレをバンプランソースとタブナードでトルティッリョーニと季節の野菜を添えて、というのがメイン。どれがどれかよくわからん。
季節のサラダの後、デザートは、苺のムースタルト ヨーグルトアイスクリームを添えて、を食べながら、コーヒー。感動してメニューをもらってきました。
夜、韓国からキム・サンウー前国会議員。バクダン議員連盟の仲間ですが、前回の選挙で惜しくも落選。若いバリバリの国際派で、今回も今年の冬に韓国で、アジア経済についてアジア各国の政治家を集め、ダボス会議のようなことをやりたいというプランを持って来日。金大中大統領の側近の一人。彼の所属していた韓国議会の外務委員会は、24人のメンバー中8人しか再選できなかったそうで、外交は票にならないなあ、とぼやくことしきり。彼は最初の選挙の時、選挙区のためでなく韓国のためになる政治家を目指すという公約を掲げ当選したので、その通りのことをやったら、二度目は落選。選挙の理想と現実にやっと気がついたよ、と笑っていました。
アメリカにけんかを売らずにいかにアジアで経済協力を進めるか、IMFを補完するアジアのことを理解したAMFをどうつくっていくかなどなどをテーマにアジアの政治家を集めようということになりました。