2000年8月28日号

2000.08.28

一週間にわたるシアトルでの米日財団主催のUS?Japanリーダーシッププログラムを終えて帰国しました。
議会関係では、日本からは一人、米側はメイン州議会の共和党のリーダー、連邦議会の上院議員のスタッフが三人、政治関係のコラムニストが一人、議会図書館から一人、それにアーカンソー州リトルロックのシティマネジャー。軍関係では、日本から防衛大の教官、自衛隊の二佐、米側からホワイトハウス勤務を終え、戦車部隊の指揮官に任命された少佐。その他日本側は、ビジネス界では、ソニー、トヨタ、IBM、GM、ヒュー
マンリンクから一人ずつ、三大紙から一人ずつ、大学教授とシンクタンクの研究員、NGO、テレビのアンカーなどなど。米側は、弁護士、財団、ベンチャーキャピタリスト、教育者、IT関係者、半導体の業界団体代表などなど。
日米双方から二十人ずつ参加して、朝から晩まで一週間一緒に過ごすこのプログラムは、なんといってもみんな本当に仲良くなる。昼間は十人の小グループで徹底的に議論して、夜は毎晩、ホテルの部屋に持ち込んだカラオケの機械で歌いまくり、夜中過ぎに街へ繰り出す。最初は、カラオケにしり込みしていたアメリカ人が、最後はマイクを奪い合うようになる姿を見て、カラオケも、きちんとマーケティングすればアメリカでももっと、はやるのではないかと思う(どうでもいいけど)。
言葉は英語が使われるため、日本側参加者は全員英語が話せるが、アメリカ側参加者のうち日本に行ったことがないのは十四人もいる。日本側参加者のアメリカに関する知識とアメリカ側参加者の日本に関する知識を比べると雲泥の差があることは否めない。
今はアメリカ経済が好調なため、貿易問題は日米間で生じていないが、Semiconductor Industry Associationで貿易と政府関係の責任者を務めるメンバー曰く、あと数年すれば、また摩擦が生じることになる。そうしたときのために、日本のことを理解するアメリカ人を増やしていく必要があるし、あらゆる分野で新しい世代の間に人脈を築いていく必要が大いにある。
このプログラムは、来年、神戸で開かれます。日米関係に興味があり、英語で議論ができる、28歳から42歳までが参加資格を持っています。日本全国から二十人の参加者が選ばれます。興味のある方は、ご連絡ください。



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